ゴジラ-1.0


 2024.6.27    これがゴジラの起源?【ゴジラ-1.0】


                     
『ゴジラー1.0』Blu-ray 2枚組【Blu-ray】 [ 神木隆之介 ]
評価:3

■ヒトコト感想
ゴジラシリーズはいくつか見たことがある。「ゴジラVSコング」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」は少し亜種だとして、ハリウッド版のゴジラ「シン・ゴジラ」などは印象深い。本作は元祖ゴジラの前にさかのぼり、終戦直後の日本にゴジラがやってきたという体の物語だ。ゴジラという名前がまだない状態で、未確認の巨大生物が日本にやってくる。

ゴジラを倒す手段を計画するのだが、それが初代ゴジラを倒した方法に近いものを試している。本作のメインテーマは、生きるということなのだろう。どれだけ絶望的な状態であっても必死に生きるためにもがく。この手の作品のラストではめずらしくすべてがハッピーエンドというのは見終わった後の気分は良い。

■ストーリー
生きて、抗え。焦土と化した日本に、突如現れたゴジラ。残された名もなき人々に、生きて抗う術はあるのか。

■感想
まずCGがすさまじい。監督は「ALWAYS」などを手掛けているので、そのあたりの昭和初期の描写は得意なのだろう。敷島は特攻隊として死にきれず飛行機の不調として大戸島に不時着した。ここでいきなりゴジラが登場し、整備兵たちを殺してまわる。

なぜ突然ゴジラが現れたのかや、ゴジラの起源はわからない。突然日本に現れ日本を蹂躙する。この理不尽さはゴジラのだいご味だろう。ゴジラはキングギドラなどの怪物から日本を守るというイメージだったが、日本を攻撃するためだけに存在している。

敷島は突然押しかけてきた典子と見ず知らずの他人の子供である明子と暮らすことになる。昭和の時代の復興をそのまま描いている。敷島は必死に働いているが、心のどこかで自分ひとりが逃げたというイメージがあるのだろう。

つかの間の幸せ。典子と一緒に暮らしながら夫婦ではないという関係性が、敷島の真面目さと戸惑いを表現している。そして、銀座のど真ん中にゴジラがやってきて、あたりを破壊しつくす。この描写はすさまじい。ゴジラが口から放射能のビームを出す映像はすさまじいインパクトがある。

ゴジラを倒す計画を立てる。ゴジラは攻撃されても体は修復してしまう。海の底に引きずり込んで、圧死させようとしたり、急激に海上に引き上げることで水圧の変化で殺そうとしたり。。おそらくは失敗するだろうなぁというイメージがある。

主人公である敷島が最後にゴジラに特攻して倒そうとするのだが…。ゴジラは、皆がよく知るゴジラよりも背中の大きなトゲトゲが気になった。これが元祖ゴジラとの大きな違いだろう。まったくゴジラの起源等は説明されないが、納得してしまう流れがある。

すさまじくリアルな昭和初期の描写がすばらしい。



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