2022.5.8 子ガメが小ガニに連れ去られる衝撃【驚き!海の生きもの超伝説 劇場版 ダーウィンが来た!】
評価:3
■ヒトコト感想
「ダーウィンが来た」シリーズはいくつか映画化されている。「恐竜超伝説」は、フルCGで強烈なインパクトがあった。本作はどちらかというと「オーシャンズ」的な印象がある。どこかで見たことのあるような海の生物の映像が流れている。定番かもしれないが、アザラシがシャチに食べられるシーンは強烈だ。
そのほかにもアザラシの子どもが他のアザラシ家族の穴に間違えて入ってしまうのだが、母親アザラシがそこまでする?と驚くくらいに子供のアザラシを口にくわえてブルンブルンと振り回している。他人の子どもをここまで排除するのは、それだけ自分の家族を守るのに手一杯なのだろう。そのほか、深海魚や貝、ラッコなど海の生物の生態がよくわかる作品だ。
■ストーリー
地球の7割を占める広大な海は、驚くの生きものたちの宝庫。特別な時期にだけ"大集結"する生きものや、潜水艇でとらえた神秘の深海生物など、珍しい生きものたちの姿には驚きがいっぱい!独特な"スゴ技"をもつ生きものたちにびっくりギョー天!強烈なパンチで貝を粉々に粉砕するモンハナシャコや、魚なのに驚きの飛行術を海中でも会場でもするりと敵から逃げるトビウオなど、たくましく"命の攻防"を繰り広げる姿は必見です。
さらに、猛ダッシュしてヒナに走りを教えるジェンツーペンギンや、貝の割り方を辛抱強く教えるラッコの子育てなど、胸キュン必死のかわいい姿だけでなく、生きる為のすべを伝える親から子への"命のリレー"には心を揺さぶられるドラマがたくさんあります。世界中から約60種の海の生きものたちを一挙大公開。
■感想
海の生物の生態を描く。特別な映像なのだろうが、この手の作品でよく見る映像もある。印象的なのは、体の前にまるでマラカスのような手をもつシャコだ。目の前にカニがいるとゆくり近づき、固いマラカスを前に突き出す。その勢いとマラカスの固さでカニの手がぶっ飛んでいる。
鈍器で獲物を殴るような感じなのかもしれない。気絶したカニを抱えて持って帰るシーンはすさまじい。このシャコは貝の固い殻さえも固いマラカスのようなものをぶつけて割ってしまう。
定番としてウミガメの映像がある。厳しい環境の中で涙を流しながら卵を産む。ウミガメ自身も生命の危険を感じながらの出産となる。そして、無事に卵からカメが生まれてからが衝撃だ。小さなカメなのだが、大きさ的には小さなカニ程度だ。
大量の子カメが海に向かって砂浜を走っている中で、いくつかの子カメは天敵に襲われることになる。その場面で衝撃的なのは、子ガメより少し小さいくらいのカニが子カメを両手で抱えて巣に連れ込む場面だ。いくら子カメだとしても…。かなり衝撃的な場面だ。
小さなペンギンたちの可愛い動きや、温暖化により住む場所を失いつつある白熊。これらの映像は様々な作品で描かれている。特別新しい要素はないのだが、より深刻化しているのがわかる。特に縄張り争いで喧嘩する白熊は大迫力だ。
獲物から身を守るために、口から粘液を吐いて自分の周りを守る魚や、信じられない見た目の深海魚まで、バラエティに富んでいる。ダーウィンが来た!の中での映像のピックアップかもしれないが、映像としてのインパクトはかなりある。
こすられた映像かもしれないが、強烈なインパクトがあるのは間違いない。
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