G.I.ジョー


 2017.12.19      フィギアのイメージそのまま? 【G.I.ジョー】

                     
G.I.ジョー
評価:2.5

■ヒトコト感想
フィギアとしてのGIジョーは有名だが、あまりなじみがない。本作のGIジョーとどれくらいリンクしているのかも不明だ。特殊なスーツを着ることで人間離れした能力を手に入れる。対して敵組織のコブラは、あらゆる金属を食い尽くす”ナノマイト”を利用しテロを起こそうとする。コブラの兵士たちは薬物を注入し強烈な強さを手に入れる。

GIジョー対コブラ。それぞれには謎の忍者が所属しており、忍者同士の対決もある。イ・ビョンホンが忍者役をやる。ヘンテコな日本感があり、その他にはナノマイトが金属を食い尽くす映像がまんま「地球が静止する日」だということだ。GIジョーのファンならば、楽しめるのだろうか??

■ストーリー
あらゆる金属を食い尽くす化学物質“ナノマイト”が邪悪なテロ組織“コブラ”に強奪された。その輸送任務に就いていた兵士のデュークとリップコードは、最強の国際機密部隊“G.I.ジョー”に入隊して、コブラとの対決に臨む。しかし、コブラはナノマイトを搭載したミサイルでエッフェル塔を破壊。阻止しようとしたデュークは敵に捕まってしまう…。

■感想
マジックマイク」のチャニング・テイタムが主人公の本作。一般の兵士からGIジョーにスカウトされ、特殊なスーツを着て戦う。見どころはGIジョーの人間離れした動きだろう。車に激突されたとしても中の人間は無傷。走るスピードは車を追い越す。

相対するコブラは、薬物により兵士を強化する。GIジョーのずば抜けた力は、ナノマイトくらいしか対向できない。ナノマイトがエッフェル塔を侵食していく場面は衝撃的だ。緑の虫が群がり鉄を食い荒らしているようだ。

コブラのマッドサイエンティスト役に「ザ・ウォーク」のジョセフゴードンレヴィットが演じているのだが、ぱっと見はわからない。顔をマスクに覆われ頭が禿げ上がり、典型的な異常な科学者となっている。過去の回想シーンでかろうじて判断できた。

結局のところコブラのマッドサイエンティストとGIジョーたちの戦いだ。過去の因縁があり、GIジョーたちと顔見知りであったり…。GIジョーたちは無敵だが、罠にはまるともろい場合がある。強烈な力をもつが、中の人の判断力により戦力は大きくかわる。

コブラには白装束を来た忍者が存在する。イ・ビョンホンが演じているのだが、中途半端に日本的だ。対してGIジョー側にも全身をスーツに覆われた忍者がいる。このふたりは生身だが、ずば抜けた身体能力と攻撃力をもっている。

どう考えても銃器よりは弱いと思われる刀であっさりと敵を殲滅していく。忍者を未知なる強者としてイメージしているのだろう。ナノマイトのインパクト抜群な機能と、忍者、そしてGIジョーの特殊スーツ。これらのインパクトある映像を楽しむべきだろう。

フィギアのGIジョーとどう繋がりがあるのかは不明だ。



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