宮部みゆきのおすすめ本 2020-2024 


 2026.4.3      おすすめの154冊 【宮部みゆきのおすすめ本 2020-2024】


                     
宮部みゆきのおすすめ本 2020-2024 in 本よみうり堂 (中公新書ラクレ 851) [ 宮部みゆき ]
評価:2.5
宮部みゆきおすすめランキング
■ヒトコト感想
宮部みゆきが2020年から2024年の間に読んだ本について感想が描かれた本作。ミステリー作家であるから、ミステリー作品ばかりかと思いきやそうではない。逆にミステリー以外の作品が多いかもしれない。ノウハウ本や別の業界でのノンフィクションまで、どのような基準で読む本を選んでいるのか不明なのだが、バラエティに富んでいるのは間違いない。

もし、自分が読んでいる本がマンネリ化し、新しい世界を知りたい場合は作者が絶賛したような作品を読んでみるのも良いのかもしれない。自分も、いくつか興味深い本があった。154冊までもの作品なので、ダイエット幻想だとか、和紙ってなに?というような作品まである。方言漢字辞典なんてものまであるのは強烈だ。

■ストーリー
宮部みゆきをワクワクさせた本、154冊を一挙公開! 情報量はたっぷりありながら、1冊あたり新書版の見開きで読ませるコンパクトさが魅力の1冊。国内外の話題のミステリから、海外ノンフィクション・社会時評など時代を映す作品、猫や俳句など趣味の本、絵本・イラストのビジュアル本まで――。作家のアンテナで選ばれたラインナップは幅広く、内容を紹介しながら書き手の体温を感じさせる書評は、作品の魅力が伝わると評価が高い。「今年の3冊」十年分の記録(2015年~2024年)、巻末の書き下ろしエッセイを収録。

■感想
自分が気に入った作者の作品は、すべて読もうとする傾向がある。ただ、その入りの作品を読む機会がないので、なかなか新しい作者に出合うことがない。これは自分の場合の本を読む際のパターンなのだが、有名な作者がおすすめする作品であれば、ちょっと読んでみようか、という気分になる。

現に、佐藤優におすすめされた作品から一部を実際に読んで、そのままその作者の作品を続けて読み続けているというのはある。「手嶋龍一」作品などは、まさにそのパターンに当てはまる。

作者に紹介された作品の中で、木古おうみの作品は興味がわいてきた。特に「領怪神犯」シリーズは読んでみたくなった。作者が絶賛しているというのもあるし、現在の警察組織の中で、現実に説明できない事件を怪異として扱い担当する課が存在するのは最高だ。

論理とオカルトのせめぎ合いが強烈に面白いらしい。カクヨムというサイトの出身者と言うのも面白い。一昔前では考えられないような状況であるのは間違いない。WEBで作品を発表し、それが話題となり小説家デビューするのは夢のある展開だ。

海外の犯罪ノンフィクションやコロナ渦でのリモートワークの浸透によるメンタルケアが必要な人に対する本など、ジャンルは様々だ。なぜ、この作品を作者が選んだのかも語られている場合がある。作家として忙しく作品を生み出しつつも、新聞の連載があるからと必ず毎週本を一冊読んで、その感想を書く。

恐らくだが、中には読むだけ時間の無駄と思えるような作品もあったことだろう。1冊に対して2ページの枠内で感想をとどめているのだが…。明らかに少ない文章で終わっている作品は、そういうことなのだろう。。。

作者と波長があえば、良い作品に出合えるかもしれない。



おしらせ

感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
*yahoo.co.jp