デス・レース


 2022.7.15      マッドマックス的なレース【デス・レース】

                     
デス・レース [ ジェイソン・ステイサム ]
評価:3

■ヒトコト感想
刑務所内部で独自のレールが行われていた。まるで「マッドマックス」のように車にとげが付いたようなカスタムカーでレースを行う。まさにゲームのように、先行した車は武器のマークの上を最初に通貨した車のみが車に搭載された武器を使うことができる。逆に盾のマークの上を最初に通過した車は、敵からの攻撃をガードするような盾を使うことできる。

レースでの脱落は死を意味する。当たり前のようにマシンガンをぶっ放し、前を走る車に銃弾を撃ち込む。尋常のレースでないことは確かだ。なんでもありなので、相手を潰すために暴力の限りをつくす。場合によっては主催者側が強力なトラックを動かし、レースの車を破壊したりもする。ここだけ世紀末感が強い作品だ。

■ストーリー
負けたら最期の死のレースが今始まる!命を賭けて参加せよ―。

■感想
はめられて刑務所に送り込まれた男が主役の本作。ジェイソン・ステイサムがはめられた男を演じるのだが、すさまじいレースを繰り広げている。まさに「マッドマックス 怒りのデスロード」のように、激しいレースの最中に戦いが繰り広げられる。

カスタムされた車は、車に針がついていたり、後ろからの攻撃から守るための分厚い鉄板がついていたり。いち早く武器が使えるようになるためにスピードも必要でありながら、相手を攻撃する武力も必要であり守りも必要となる。非常に盛沢山なレースだ。

レースに参加するためにはパートナーが必要となる。セクシーな女性がパートナーとなるのだが、激しい戦いでは次々と犠牲になっていく。そもそもは刑務所の囚人たちのレースなので、レーサーが死亡することに躊躇はない。

レースは全世界の人々がリアルタイムで観戦しており、賭けの対象になったりもする。ジェイソンステイサムの激しい格闘は抑えぎみで、終始スピード感あふれるレースが繰り広げられている。レースでは邪魔が入りながら、明らかに不利な状況となっている。

激しいレースの結末は、意外な展開となる。レースのライバルとしてバチバチとやりあっていた男と協力して刑務所から脱出しようとする。レースのどさくさに紛れて脱出することで、うまく逃げ切ろうとする。それまで、レースで殺すことだけを考えていた刑務所の署長はまんまと騙された形となる。

カスタムされた車で刑務所のゲートを破り脱出する。その後は、刑務所側の追撃がありながら、見事逃げ切っている。ジェイソンステイサムの渋さが強烈なインパクトがある。

まさにマッドマックス的なレースだ。



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