2021.6.4 驚異的な身体能力だ【トリプルX 再起動】
トリプルX:再起動
評価:3
■ヒトコト感想
トリプルXはシリーズは見たことがある。ストーンが主人公であった作品から再びヴィン・ディーゼルが主役となり個性的なメンバーを率いてトリプルXが立ち上がる。パンドラの箱と呼ばれ、軍事衛星をコントロール可能なシステムが何者かに盗まれた。驚異的な身体能力をもつ者たちが集うトリプルXにパンドラの箱を取り戻すように依頼するのだが…。
個性的な面々は普通ではない。ネイビーシールズたちを子供扱いし作戦から外し、自分の息のかかった者たちを集める。リーダーはもちろんケイジだ。アクションが超絶にアクロバティックだ。車に轢かれることもお構いなしに車が激しく行きかう路上で戦う。空から飛び降りて、途中でパラシュートを手に入れたり。とんでもないアクションの連続だ。
■ストーリー
長年身を隠していたエクストリーム・スポーツ界のカリスマ、ザンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)は、政府に請われてある極秘任務を引き受ける。それは、“パンドラの箱"と呼ばれる世界中の軍事衛星をコントロールできる危険な装置の奪還依頼だった。驚異的な身体能力を持つ男ジャン(ドニー・イェン)に率いられた最強軍団を前に、これまで一匹狼として生きてきたザンダーは、スリルを求めるはぐれ者たちを集めて新たなチーム“トリプルX"を結成する。世界の危機を救うべく立ち上がる彼らだったが・・・。
■感想
エクストリームスポーツの達人であるケイジ。トリプルXが再始動する。冒頭、いきなり軍事衛星が宇宙から地上へと墜落する。それがテロ組織の仕業だとわかる。今回の敵は驚異的な身体能力をもつジャンの一味だ。ジャンを演じるのはドニー・イェンであり、どうしても「イップ・マン」シリーズを思い浮かべてしまう。
ジャンがジークンドーをメインとしているのかはおいといて、その激しい格闘とアクションは見ものであることは間違いない。ケイジとジャンのアクションが本作のメインなのだろう。
トリプルXシリーズでは定番となっているアクションも健在だ。エクストリームスポーツがそもそもむちゃくちゃなことをやるスポーツなので、その発展形でもある本作ではさらにグレードアップした戦い方をしている。車が激しく行きかう路上で対決するケイジとジャン。
ジャンが車にはねられ、ケイジもはねられる。ただ、ふたりとも少し痛そうな顔をするだけ。ふたりの真上を事故った車が飛んでいくなんてのもある。最終的にはこのふたりは仲間となり、すべての悪の元凶を倒しに向かう。
ラストでは墜落する飛行機の中からパラシュートを付けずに飛び降りる。そして、降下中に落下中の荷物からパラシュートを取り出し、荷物ごと地上に落下する。ケイジやジャン以外にも、百発百中の腕をもつスナイパーや、格闘の達人も登場してくる。
敵同士であった者たちが、最後には強力しあい、巨大な権力と対決する。そして、オマケとして前作で主役であったストーンが登場してくる。これですべてのトリプルXが揃ったということなのだろう。
トリプルXシリーズの良い部分が詰まっている。
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