センター・オブ・ジ・アース2


 2020.9.27      前作とは様変わりした雰囲気【センター・オブ・ジ・アース2】

                     
センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島 [ ドウェイン・ジョンソン ]
評価:3

■ヒトコト感想
前作とはまったく異なった趣となった本作。某夢の国のアトラクションをイメージすると全く違うことに驚くだろう。17歳の少年ショーンが義理の父親とたどり着いたのは、異常な生物たちが生息する神秘の島だった。タイトルからすると、前作と同じように洞窟の中を探検するイメージがあったのだが、まったく別ものになっている。

現実世界とはまるっきり異なる生物たち。象のように大きな動物は犬のように小型化し、虫たちは超巨大化している。そのため、島の中では蜂に乗って移動したりもする。神秘の島から早く脱出しなければ、島は沈んでしまう。ここで、ノーチラス号が近くに沈んでいることを見つけ出し、ノーチラス号で脱出しようとする。ノーチラス号についても、某夢の国的なアトラクションをどうしても思い出してしまう。

■ストーリー
17歳のショーンと父たちが辿り着いたのは、想像をはるかに超えた生物たちが生息する“神秘の島”だった!しかし、島はやがて水没し始める。果たして彼らは脱出できるのか!?おどろきの動物たちがいっぱい!そこは、想像を超えたアドベンチャー・ワールド!いま、新たな冒険が始まる!

■感想
ショーンは義理の父親と神秘の島へ旅をする。序盤ではショーンと義理の父親の関係が微妙であり、島への入り込む方法も竜巻の中に突っ込むというとんでもない流れとなっている。義理の父親役としてドゥエインジョンソンが演じているのだが、やはりというか「ジュマンジ」的な印象がある。

神秘の島での冒険としては映像的なインパクトがすさまじい。まずはミニチュアの象が登場し、この島の異様さが描かれている。そこから島を脱出する手段を探すことから始まる。

島には祖父がすでにきており、現地のガイドたちとどうやって島を脱出するかを検討する。いち早く島を出なければ島が水没する危険性がある。島は決して安全ではない。大きな生物と小さな生物の大きさがアベコベになっている世界なので、小さな象がいれば、大きな虫もいる。

巨大化した虫は恐ろしい。鳥などは、圧倒的な攻撃力により襲い掛かってくる。蜂に乗って鳥からの追撃を逃れながら、なんとかして島を脱出する手段を探す。ここで海の中にノーチラス号が沈んでいることを見つけ出すのだが…。

ノーチラス号が登場してくると、どうしても某夢の国のディズニーシーを想像してしまう。海の中を潜り、息がギリギリの状態でノーチラス号を起動する。かなり息苦しくなる展開だ。そこからノーチラス号を操り島を脱出しようとする。

ノーチラス号は、その後の現地ガイドの観光用に使われることになるのだが…。前作のイメージでいると洞窟的な要素がまったくないために、違和感をおぼえるだろう。ディズニーのアトラクションをイメージしてもまったく違う。

2とついているが、まったくの別物だ。



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