ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル


 2020.3.22      ゲームの世界に入り込んでしまう【ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル】

                     
ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル/ドウェイン・ジョンソン
評価:3

■ヒトコト感想
ジュマンジシリーズは見たことがない。4人の学生がゲームの世界に入り込んでしまう物語であり、入り込んだ先のキャラクターは現実の姿とは似ても似つかない姿となっている。オタクのスペンサーは筋肉モリモリの肉体派。イケイケ女子は太った生物学者になる。まずこの現実とのギャップが笑わせる要素となっている。

ジャングルの中で冒険する4人。死んだとしてもすぐに生き返ることができる。ただ、ライフは3つしかない。ゲームと現実をごちゃ混ぜにした作品のため、ゲーム世代の人にとってはたまらないだろう。強烈なインパクトはないのだが、ロールプレイングゲームのように謎を解きながら進んでいく。20年前に行方不明になった子供が同じくゲームの世界にいたりと、特殊な状況になっている。

■ストーリー
学校の地下室で居残りをさせられていた、気弱なゲームオタクのスペンサー、頭が悪いアメフト部員のフリッジ、自撮り大好きうぬぼれ美人のベサニー、シャイなガリ勉のマーサの4人。彼らは「ジュマンジ」という名前のソフトが入った古いゲーム機を偶然発見する。プレイするキャラクターを選択した途端、4人は現実世界の自分とは性格も体格も性別までも違うキャラクターとなってゲームの中の世界に入り込んでしまう。

周りはジャングル、猛獣と敵だらけ。各自のライフはたったの3つ、クリアできなければ、永遠にゲームの中に閉じ込められる。果たして彼らは、生きて現実世界に帰ることができるのか! ?

■感想
ひょんなことからジュマンジの世界に入り込んでしまった4人の学生。オタクといかつい黒人、イケイケ女子と内気な女子。この4人がゲームの中の世界ではまったくの別人となって冒険を続ける。オタクは筋肉隆々の肉体派。黒人はチビな荷物持ち。

イケイケ女子はひげ面の太った生物学者。内気な女子はへそ出しセクシー美女となっている。この四人の見た目と中身のギャップから面白さが生まれてくる。4人の風貌に慣れてくると、そこからは純粋に冒険物語を楽しむ感じとなる。

冒険ではアクシデントはつきものだ。当然崖から落ちたりもする。となると死ぬのだが、ゲーム内のキャラクターなのですぐに復活して空から落ちてくる。ただしライフの数は3つと決まっているので、それが無くなると…。

ジャングルの冒険は基本的にはありがちなロールプレイングゲームだ。宝石を探し出し、目的の場所にその宝石をはめこめばよい。当然ゲーム内には妨害する敵が登場する。そして、20年前からゲームの世界に入り込んでいた子供とも再会し、目的を達成しようとする。。。

ゲームの中の世界では、キャラごとに弱点がある。その弱点に触れると一発で死んでしまう。かなりゲームらしい設定だ。自分の残りのライフを別の人にあげたり、わざと死んで空から降ってくることを想定しての次の行動など、かなりアクロバティックな展開もある。

ジュマンジシリーズは見たことがないが、かなり入り込みやすかった。今までドゥエイン・ジョンソンはシリアスなアクションでしか見たことがなかったが、本作のように中身がオタクなキャラクターの演技もできるのかと驚いた。

生物学者役のジャックブラックはいつもどおりだ。



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