センター・オブ・ジ・アース


 2018.10.9      ディズニーのあのアトラクション? 【センター・オブ・ジ・アース】

                     
センター・オブ・ジ・アース[ ブレンダン・フレイザー ]
評価:2.5

■ヒトコト感想
ディズニーシーのあのアトラクションを彷彿とさせるトロッコでの疾走シーンは爽快だ。アイスランドの未知の洞窟に入り込んだ者たちが、地底の中の不思議な世界を目の当たりにする。冒頭からトロッコで地底奥深くにすすむにつれ、普通ではない世界が広がっていく。巨大な地底湖や見たこともない生物。そして、人間を食べる巨大な植物や、あげくの果てには巨大な恐竜まで。

地底は、地上とは違う生態系が存在しているのかも?というわくわく感がある。様々なアクシデントを乗り越えながら、ドタバタした結果、無事に地上に戻ることができる。最後は噴き上げる水蒸気に乗り脱出するのだが、アイスランドから地底を通っていつのまにかイタリアに来ていたというのはやりすぎか?

■ストーリー
ジュール・ヴェルヌのSF小説「地底旅行」を、CGを駆使して映画化したアクションアドベンチャー。大学教授・トレバーは、甥のショーンと共にスネフェルス山へ地質調査に訪れる。だが突然洞窟に閉じ込められてしまい…。

■感想
あのアトラクションの元ネタとなった「地底旅行」を描いた作品。大学教授とその甥と美女の山岳ガイドという3人のパーティが洞窟を探検する。運悪く?洞窟の奥深くに落ちてしまったのだが、そこには信じられないような世界が広がっていた。

はるか地下深くでは、地上とは異なった生態系が構築されていてもおかしくはない。見たこともない生物が存在しているかもしれない。地底から脱出するために、3人は前にすすみ続けるのだが…。かなり行き当たりばったり感が強い。

地底には巨大な湖もあり、人間を食べようとする巨大な植物もある。ハエ取り植物の巨大化したようなものが襲いかかってくる。洞窟内の探検では、ありえないような映像の数々がCGで描かれている。そして、極めつけは、巨大な恐竜が襲いかかってくる場面だ。

地底の中で海が広がるというのもおかしな話だが、恐竜はさらにぶっとんでいる。恐竜の体を維持するだけの食べ物が地底に存在したのだろうか。それら数々の危機を脱した3人は、最後は無事に間欠泉の噴水により地底から脱出することに成功する。

アイスランドで地底の探索をしていたはずが、地底の中で海をすすみ穴に落下し、マグマが噴き上げる水蒸気に乗り脱出すると、そこはイタリアだった。強烈に夢のある話だ。さらに物語がすすむとすれば、地底には文明社会があり、そこで地底人が存在してもおかしくはないだろう。

ディズニーシーの例のアトラクションをイメージしながら見たのだが、最後の火山の噴火の場面は、まさにディズニーシーそのままだ。ディズニーファンならば、それだけで楽しめるかもしれない。

強烈なインパクトはないのだが、ディズニーシーのファンならば楽しめるだろう。



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