アイアンマン3


 2015.10.5      神経症のヒーロー 【アイアンマン3】

                     


■ヒトコト感想

前作からアベンジャーズまでは王道のヒーローもの的展開だった。分かりやすい敵が登場し、アイアンマンとしてトニースタークが戦う。パワードスーツの魅力的な機能もポイントのひとつだ。本作では、わかりやすい敵は登場するのだが、メインはトラウマに悩むトニーだろう。

アベンジャーズでの戦いにより心の中に恐怖を植え付けられたトニー。神経症となり、過呼吸にもなる。なんだかヒーローとしては失格なような気もするが、そこはトニーのキャラクターとしての魅力が面白さを倍増させている。アイアンマンのスーツもパワーアップし、トニー以外が着て敵と戦ったりもする。ラスト間近には様々なアイアンマンが登場するのがいかにもハリウッドらしい流れだ。

■ストーリー

トニー・スタークは見えざる敵の脅威におびえ、一心不乱に新型パワードスーツの開発をしていた。心身ともに追いつめられたトニーはある日、世界転覆を企む謎の男マンダリンから攻撃を受け、全てを奪われてしまうが…。

■感想
アベンジャーズでの戦いに勝利したが、敵の強力さにおびえるトニー。ヒーローが敵におびえて神経症になるというパターンは、その後の様々なパワードスーツ開発に繋がるのだろう。常に自分を守るパワードスーツに包まれていたいトニー。

遠隔操作で動作可能なアイアンマンまで作ってしまう。トニーの変化は周りに様々な選択肢を与えることになる。トニー以外が着用するパワードスーツを作成したり、様々な能力をもつアイアンマンを作成したり。

今回の敵は、結局のところテロリストということなる。ただ、人間の肉体を変化させ、アイアンマンとすら互角に戦えてしまう力を持つようになる。敵が強力になればなるほど、新しいアイアンマンの力が試されることになる。

昔のように唯一無二のアイアンマンというわけではない。壊れれば別のスーツがあり、トニー以外が着るスーツもある。遠隔操作で独自に戦うアイアンマンもいれば、誰かを守るためにスーツとして機能するアイアンマンもある。

相変わらずこのシリーズの売りであるスーツ脱着シーンはかっこよい。今回は特に、トニーが頻繁にスーツを脱ぎ着するので、その場面が多い。華麗なアクションをしながらスーツを着る場面もあれば、空中に漂いながらスーツを着る場面もある。

スーツはトニーに装着するために激しいスピードでトニーへ向かってくる。ジェットエンジンのようなスピード感で体にまとわりつくのは、着る方にもそれなりにダメージがあるのでは?と思ってしまう。

メインはアイアンマンへ変身するシーンだろう。



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