アベンジャーズ


 2015.8.22      キャラクター間の格差がある 【アベンジャーズ】

                     


■ヒトコト感想

ヒーローたちが集結し、敵を倒す。個々の映画で主役を張るようなキャラクターたちが一堂に集まる。昔、映画でやっていた忍者ハットリくん+パーマンのような感じだろう。それぞれのキャラは自分の特徴を生かし、敵を殲滅していく。個々の映画作品のファンならば、よだれがでるほど楽しみだろう。あのキャラとあのキャラが協力したら、どのような相乗効果を生むのかと…。

ただ、自分はアイアンマンのみ映画を見たことがあり、その他のキャラは名前を知っている程度だ。ハルクとキャプテンアメリカは知っているが、バートンとナターシャは知らない。さらにはこの二人は、他のキャラと比べて明らかに能力が劣っているように感じてしまう。キャラ格差はどうしようもないことなのだろう。

■ストーリー

地球侵略へのカウントダウンが開始された時、70億人もの人類の未来は、“最強”の力を持つヒーローたちに託された。彼らの名は、“アベンジャーズ”。だが、意思に反して集結させられた彼らはそれぞれの心の傷に囚われ、ひとつのチームとして戦うことを拒み続ける。次第に明らかにされる“アベンジャーズ”の知られざる過去と苦悩…。人類史上最大の敵を前に、果たして彼らは地球を救うことができるのか?それとも…?

■感想
ヒーローが集結したとは言っても、ヒーロー間での格差がある。主役級の活躍をするのはアイアンマンだ。ソーは、弟が地球を滅亡へ導くロキのため、必然的に出番は多い。ハルクはずば抜けた力で敵を圧倒し、キャプテンアメリカはリーダーシップをはっきする。

そんな中で、バートンは早々とロキに操られることになる。まぁ、バートンは特殊な弓矢を使い、様々な攻撃ができるから存在価値はあるのだろう。どうにもインパクトが弱いのはナターシャだ。紅一点なこと以外では特別な能力もない。ナターシャの場面だけは見ていてハラハラしてくる。

個々のヒーローが活躍する映画の中では、やはりアイアンマンが一番有名なのだろう。ハルクも見たことはないが有名だ。キャプテンアメリカとマイティソーは…。キャラ格差はあるにせよ、それぞれのファンたちは夢の競演にワクワクするだろう。

子供のころに、誰と誰が戦ったらどっちが勝つ?なんてことを架空のキャラ同士で議論していたのを思い出した。ヒーローたちが協力して巨大な敵を倒す。メインはやはりアイアンマンだろう。見た目のインパクトや、戦いにおける活躍も段違いだ。アイアンマン人気に引っ張られているような感じはあるだろう。

アベンジャーズたちの豪華さに比べると、敵のロキはいかにも小物臭がする。ハルクやアイアンマンにあっさりとやられ、仲間からは脅され、その見た目からもちょっとした虐められっ子のような雰囲気すらある。主役チームの豪華さに比べると、相対する敵キャラのインパクトのなさはアンバランスだ。

そのアンバランス感を補うために、アベンジャーズ同士の仲間割れが存在する。この仲間割れがあることで、アベンジャーズは危機に直面する。バートンがロキに操られている部分などは、いなくても問題ないのでは?なんて思えてしまう。

シリーズとしてより強力な敵が登場することで、アベンジャーズたちの力も表現できるのだろう。



おしらせ

感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp