スーパーサイズ・ミー


2005.3.21 美味そうに感じるが・・ 【スーパーサイズ・ミー】

                     

評価:3

■ヒトコト感想
ドキュメンタリーブームにのっかった二番煎じ感が強いが、 ボウリング・フォー・コロンバイン華氏911と違い、 ファーストフードという身近なものをテーマにしているので、 ドキュメンタリー系を毛嫌いしている人でも見て見るといいだろう。

■ストーリー
1か月間、すべての食事をマクドナルドのメニューで摂っていたら、 体はどうなるのか? そんな疑問に、監督が自らの肉体をもって体験し、 答える超異色のドキュメンタリー。 食べ始めて数日後の嫌悪感を通り過ぎると、やがて麻薬のように欲する “マック食”の中毒性が明らかになる。 最初は実験を軽視していた医師や、監督のベジタリアンの恋人も、 彼のあまりの体調の悪化に、マック食を止めさせようとするのだが…。

■感想
最初にハンバーガーを食べるシーンでは正直とても
美味そうに感じる。 僕もどちらかというと好きな方なので食べたくなってしまった。 マックを毎日食べながら、アメリカの子供達の食生活の問題点を語っている。 しかし、アメリカのマックはホントに日本と比べると無茶なメニューが多いような・・ 普通にでかいチョコレートパフェが売られているし、 サラダもあるといいながらサラダの上にはでかい揚げ物がのっている。

結論はある意味最初からでているような気もするが、 案の定皆の想像通りになる。 ビックリするのは医者も想像できないような急激な体調変化が起きたと言うことで、 しかし、それも後半には落ち着いてきている。 人間の体はどんなに無茶なことをしてもある程度は柔軟に対応できるようになっているんだね。 まあ、普通に考えて
毎日同じような物ばかり食べていると、 どんな食べ物でも害になりそうな気もするが・・・ それは触れてはいけない禁句だね。

これをアメリカだけのものと安心はできない。 現に僕もマックはそれほど食べないが、コンビニの弁当やインスタント物はかなり食べている。 この食生活も体に良いとはとても言えない。

本作を見終わった後に、ちょっとマックを食べたくもなったが、 健康のことを考えてしまい自炊をして納豆を食べた。 人間は理性があるから害になると分かってしまうと、食べたい気持ちを抑制するんだね。 マックが好きな人は本作を見ると、とても自分の体が気になってしまうだろう。



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