ボウリングフォーコロンバイン


2005.1.3 ヒゲのオッサン大活躍! 【ボウリング・フォー・コロンバイン】

                     

評価:3

■ヒトコト感想
監督が前面に出てきて、インタビューをし 自分の考えを披露する。 なんとなくだが、テレビのスペシャル番組として 放送すれば良いように感じてしまった。

■ストーリー
アメリカのコロンバイン高校で二人の男子生徒が 銃を乱射し15名もの死者をだした。それをきっかけにして アメリカの銃社会について問題定義しているドキュメンタリーである。

■感想
ドキュメンタリーといっても、監督であるマイケルムーアが 自分の主張を通すために、関係者にインタビューをし 引っ掻き回している印象がある。

しかし、銃を持つことを許されない日本人にとっては、 コロンバイン高校の事件も、銃社会であるアメリカだから 起こってもしょうがないと思ってしまう。そこをマイケルムーアは 銃社会だから事件が起こったのではなく、違った原因があるのでは ないか?という方向にもっていこうとしている。

さまざまな切り口から、アメリカの問題点を浮き彫りにさせようと しているので、見ている者をあきさせないつくりになっている。 ただ、最終的には結論は出ていない。おそらく監督自身も結論を だすことができなかったのだと思う。

アメリカ以外にも銃社会はあるが、銃による死者はアメリカが断トツ だということなど、僕にとっては知らなかったことなので 非常に勉強になった。

本作を見ると現代アメリカの闇を垣間見ることができる。



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