SAW4


2008.2.17 永遠に続くシリーズ 【SAW4】

                     

評価:3

■ヒトコト感想
このシリーズも半ば定番化しているが、今回も特別衝撃的な部分はない。死んでまでも巨大な影響力を残すジグソウ。冒頭がジグソウの死体から始まり、最後もジグソウの死体で終わる。本作を簡単に表現すると結局ジグソウありきの作品だということだろう。ジグソウが死んでなお、謎の事件が多発する。そして、その謎を解こうとするたった一人の生き残り刑事。相変わらず拷問は強烈だ。すでに本シリーズのメインはこの拷問シーンにあり、それ以外の謎はおまけのようなものかもしれない。しかし、この手法でいくと、シリーズは永遠に続きそうだ。死んでも存在感を示すジグソー。シリーズ同様その執念を感じてしまう。

■ストーリー

ジグソウ(トビン・ベル)と弟子のアマンダが死に、ホフマン刑事(コスタス・マンディロア)はジグソウ最後のゲーム現場でパズルを解こうと必死になっていた。そのころ、ジグソウにかかわり唯一生き残ったSWATのリグス指揮官(リリク・ベント)が、新たなゲームに強制参加させられ、90分以内にわなをクリアしなければ旧友の命はないと告げられる。

■感想
アナログ的な罠と拷問器具。SAWの代名詞ともいえるべき罠の数々。これがなければSAWとはいえない。どことなく、ありきたりなホラーサスペンスな様相は拭えないが、それでもSAWらしさはある。ジグソーがしっかりとその存在感を示している限り、ひたすらSAWだといい続けることはできるのだろう。しかし、それに対してどこまで観客がついていくことができるのか。最初のSAWを見た衝撃を本作に求めるのは酷かもしれないが、独特なグロテスク感には相変わらず驚かされる。

さすがにジグソーが死ねばシリーズとしても完結するだろうと思われた前作。まさか、死体となってもその影響力を及ぼしてくるとは思わなかった。内容的には本作はどちらかと言えば二作目に近いのかもしれない。ジグソーに対しては闇のカリスマ性があるのは感じる、そして、それに引きつけられるのもわかる。しかし、今後、毎回この方式でやられると、さすがに興ざめなのでこの手法は本作までなのだろう。冒頭のジグソー解体シーンはかなりショッキングな場面ではある。

このシリーズは根強いファンがいるのだろう、もしかしたら、自分もそのうちの一人なのかもしれない。ぶれ気味なカメラワークなど、SAWならではの部分があり、それを受け入れられるかどうかが、シリーズを楽しめるかどうかだろう。あっと驚くような驚きはすでにない。ある程度の耐性ができれば、強烈な罠にもそれほど驚きもない。おそらくシリーズを通して見ないと楽しめない部分も多い。そう考えると初心者がいきなり見るには、本作は敷居が高いのかもしれない。

見るならばシリーズ通して見る必要がある。



おしらせ

感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp