SAW2


2006.4.8 わりと平凡なサイコサスペンス 【SAW2】

                     

評価:3

■ヒトコト感想
グロテスクなのは分かっていた。どれだけ最後に驚かせてくれるか、それだけを期待していた。ジグソウが末期がんであり、命の大切さを分からせるために様々なゲームを仕掛ける。前作はそこが謎だったのでミステリアスな雰囲気を醸し出していたのだが、すでに分かりきっている本作では冒頭から作品に引き込む力が足りなかった。序盤から中盤にかけてだらだらと平凡なドタバタが繰り返され、見ていて退屈していた。しかしさすが結末になると見ている者を驚かせる展開だった。まあ、衝撃というほどでもないが「そうきたか」という気持ちはあった。全体的に平凡な作品になってしまったようだ。

■ストーリー

目覚めたら出口の無い館に閉じ込められていた8人の男女。ジグソウの囚人たちが新しいゲームに臨んでいた。ゲーム開始と共に遅効性の毒ガスが館内をめぐっていく。2時間以内にゲームに勝ち抜き、解毒剤入り注射器を手に入れないと死んでしまう。8人の男女は注射器を手に入れられるのか?一方、刑事エリックはジグソウを捕まえる。しかしジグソウは動揺することなく、エリックと2人で話をすることを要求するのだが・・・。

■感想
どこかで見たことあるぞ?そんな感想を終始もった作品だ。巷にあふれるサイコサスペンスの多くも似たりよったりなのだがジグソウとエリックが対峙する場面では、まさにセブンだと思えてしょうがなかった。結局このまま無抵抗のジグソウを殺すのだろうかこれだとエリックはまるっきりブラピじゃないかとそれだけがものすごく印象に残っている。

前作が面白かったのは、黒幕が誰か分からないということと、限られた空間の中で次々とヒントが登場し、その中で自分が助かるために頭を使う。それに比べると今回は隠された部分が少なく、かなりオープンな状態で8人もの人間が同時に試されている。監禁された者たちが自由に動き回れるというのも限定的な密室でのゲームという印象を薄れさせている。

なんだかんだいっても最後はやはり見ている者を驚かせる大どんでん返しがある。しかしこれで終わりなのかという物足りなさはあった。作中に出てくる様々な謎は結局解かれじまい。驚くには驚いたのだが、「あー、そうなのか」という納得の気持ちも大きかった。

一番の衝撃は最後に前作の舞台がそのまま登場したということだろうか。



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