魔的 


 2026.10.8      この詩を理解できるか 【魔的】


                     
魔的 【電子書籍】[ 森博嗣 ]
評価:2
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■ヒトコト感想
森博嗣の詩集。正直言うと、詩集の何が良いとか悪いとかはまったくわからない。ただ、詩をひたすら読んでいるだけ。意味をとりあえずはしっかりと理解しようとはするのだが、そこに何か特別な意味を見出すことはない。詩については、何か意味ありげな雰囲気はある。作者独特の世界観というのも伝わってきた。

タイトルにどういった意味があるのかや、詩についての感想は正直難しい。もっとわかりやすい詩でないと自分的には感想を端的に表現することはできない。詩は短い文章の中で、どれだけそのバックグラウンドを含めて内容を想像するかにかかっている。自分の想像力が貧困だからなのだろうか。どのような場面を想像すればよいのかがわからなかった。

■ストーリー
なんという希有な響きだろう/音は聞こえるけれど、言葉は聞こえない物語が消え、そこに遺る、痛いほど純粋な言葉たち。森博嗣、唯一の詩集。

■感想
「魔的」というタイトルと表紙の雰囲気からすると、何か摩訶不思議な物語を想像してしまった。ただ、本が薄かったので、かなり短い物語なのだろうと想像できた。実際に中身が詩集だというのを知らずにそのまま読んでみたのだが…。

やはり難解であることは間違いない。詩集を好んで読むことはなく、また、詩についても日ごろから読み慣れてはいないので、ちょっと辛かった。ただ、字ずらをひたすら読むような感じかもしれない。詩集としてのインパクトがあるかどうかもわからない。

詩の内容は幻想的なものから、何かを暗示しているようなものまで多種多様だ。当然、詩なのでひとつひとつは非常に短い。全体としては200ページ以内なので、薄い本であることは間違いない。30分程度ですべて読めてしまう分量だ。

じっくりとその詩の意味を考えながら、頭の中で詩が作り上げる情景を想像して、詩の文字ひとつひとつをしっかりと吟味すれば、じっくりと楽しめるのかもしれない。自分の場合は電車の中で音楽を聴きながら読んだので、サラリと読み終わってしまった。

詩集は感想が難しい。ひとつの詩にクローズアップしたとしても、どの程度想像力を働かせるかによって、大きく変わっていくのだろう。物語のように没頭することはできない。読み手の想像力に依存し、大ヒットするような作品ではない。

主には作者のファンが手にするくらいだろう。自分も作者の作品をほぼすべて読んでいる中で、もれなく読むために手を出したというような感じだ。初見で作者の詩集を手に取るような人は、よっぽど詩が好きな人だろう。

読む人を選ぶ作品であることは間違いない。



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