JUNK WORLD


 2026.3.25    時空のゆがみから次は何がやってくるのか?【JUNK WORLD】


                     
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評価:3.5

■ヒトコト感想
「JUNK HEAD」の前日単として描かれた本作。特徴的なクレイアニメではあるが、今回は時間軸を移動し、同じ出来事を別の視点で見るという展開があるので、粘土のキャラを作る絶対数は前作よりも減っているのだろう。どうなのか。実際に俳優を使って撮影するのと、粘土を使うのではどちらが効率的なのか。

コストは粘土の方が明らかに安いが、手間はどうなのだろうか?一度作ってしまった背景セットはそのまま使えるというのもあり、今回のストーリーが同じ場面を繰り返すというのがあるので、かなりクレイアニメのメリットを享受していそうだ。マリガンを含めた独特のキャラの不気味さとこの世界観は作者しか作れないのかもしれない。

■ストーリー
遥か昔、人類は地上の生息域減少により地下開発を進めた。その労働力として人間に似せた人工生命体のマリガンを創造。しかしマリガンは自らのクローンを増やして勢力を広め人類に反乱。第3次停戦協定から280年後の世界。人類は地上に留まり地球規模に広がった地下世界をマリガンが支配していた。地下世界に異変が-急遽、人間とマリガンによる地下世界の異変を探る調査チームが結成された。

女性隊長トリス率いる人間チームと、クローンのオリジナルであるダンテ率いるマリガンチームは共に目的地である地下都市カープバールを目指すが、マリガンのカルト教団「ギュラ教」に襲撃されてしまう。彼らの標的は希少種とされる人間の女性=トリス。しかしトリスにはロボットのロビンが護衛として帯同していた。「トリス様をお守りする」「ギュラ教」と戦い、調査を進めるが、圧倒的な戦力の差に苦戦を強いられる調査チーム。

その激しい攻防の中で彼らは次元の<歪み>を発見する。そしてロビンはトリスを守るため次元を超えた作戦を計画するが-。地下世界に隠された謎と異変の正体とは?そして次元を超えた戦いの末にロビンが下す決断とは?

■感想
人工生命体のマリガンと人間の物語。そこにカルト教団のギュラ教が入り込む。奇妙な世界観であることは間違いない。人面犬のような生物や気持ち悪いげじげじのような存在。その辺にある植物もヌメヌメとした触手のような生物だ。

人間であるトリスと護衛ロボットのロビンが、マリガンたちと冒険する。途中でギュラ教に襲われるのだが、謎のマリガンロボに救われたりもする。最初はなんだか意味が分からない展開が続いていく。急にやってきたマリガンロボはその最たるものだ。

次元のゆがみにたどり着くと、そこから謎の高度文明をもった存在がやってきて、ロビンを連れて行こうとするのだが…。またまた次元のゆがみから強力なマリガンロボがやってくる。そのロボを操縦していたのは…。次元のゆがみに入ったロビンが果てしない時間を使ってその世界に文明を作り、神となっていた。

自分が文明を与えた生物たちを進化させ、トリスを助けに向かわせていた。最初に登場したマリガンロボの中には、神となったロビンが送り込んだ生物がいた。未来からの助けということで「ターミネーター」的な雰囲気がある。

次元のゆがみに別の人物が入り込むと、また別の未来から謎の生物がやってくるのがすさまじい。それらは間違った未来ということで、ロビンが最終的に選択した手段は…。すべてをリセットし、ギュラ教が襲ってくる段階からすべてを知っている未来のロビンがトリスに情報を教えてギュラ教から守ってトラブルを起こさないという流れだ。

複雑な流れの中で、時空のゆがみから次はどんな謎の生物がやってくるのか?というワクワク感がすさまじい。高次元の存在となったロビンは妙に恐ろしい。

強烈なインパクトのあるクレイアニメだ。



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