IT/イット THE END “それが見えたら、終わり。 [ ジェームズ・マカヴォイ ]
評価:3
■ヒトコト感想
「IT それが見えたら終わり」の続編。原作はすでに読んでいるが、やはり映像的なインパクトはすごい。前作で子供時代に経験した恐怖が、大人になり蘇る。いったんは子供たちだけでペニーワイズを撃退したはずなのだが…。大人になった者たちに再び悪夢が訪れる。デリーで再び行方不明事件が発生する。マイクが昔の仲間たちを呼び寄せるのだが…。
大人たちは子供時代の記憶を失っており、間違った幻影を見る。基本は恐ろしい映像のオンパレードとなるが、ほぼすべてが幻影ということになる。ありえない怪物が襲いかかってくる。唯一、ハワードだけが精神異常者としてマイクたちに襲い掛かってくる。原作を読んでいるのである程度理解できたが、初見の人にはつらいかもしれない。
■ストーリー
ホラー映画史に残る、最恐ホラー遂に完結!ルーザーズ・クラブがペニーワイズを撃退してから27年後、ついに“それ "が帰ってきた。すでに大人となり、それぞれの道を歩んでいたルーザーズの面々だが、メイン州デリーで再び行方不明事件が発生すると、マイクは他のメンバーを故郷に呼び戻す。過去のトラウマを引きずりながらも、一人一人が心の奥底に抱いている恐怖を克服しなければならない。かつてないほど凶暴化した“それ "、ペニーワイズを完全に葬り去るために。
■感想
ひたすら恐ろしい映像が続いていく。子供時代に誰もがトラウマとなるような恐怖のピエロ。それが大人になっても蘇ってくる。恐ろしいのはペニーワイズを倒したはずが、その記憶を皆が失っていること。そして、時折フラッシュバックする映像は恐怖の映像のオンパレードだ。
少し思い出のある場所にくると、そこでは怪物が襲い掛かってくる。人々の心の奥底にこびりついたトラウマが、ただひたすら恐怖の映像を見えているとはわかってはいるが、それでも恐ろしいのは間違いない。
子供が見たら間違いなくトラウマになるだろう。小さな女の子がペニーワイズに頭からかぶりつかれる。マイクたちが集まり中華料理の円卓で食事をしていると、そこの料理からおぞましい虫や小さな怪物たちが生まれ出てきて部屋中を動き回る。
しまいには料理からヘドロが流れだす。それらはすべて幻覚でしかないのだが…。登場人物それぞれのトラウマが恐怖の映像を見せているというのはわかるのだが、それがひたすら続くと観衆は慣れてきてしまうだろう。
唯一恐ろしいのは実体をもつ精神異常者となったハワードだろう。突然現れてはナイフを振り回す。ハワードを退けたとしても、ラストではペニーワイズとの対決が待っている。結局はペニーワイズに対して現実的な答えがあるわけではない。
最後にはまるで巨大な蜘蛛のように、顔だけペニーワイズで節足動物の巨大な足を持つ怪物となり、マイクたちに襲い掛かってくる。ペニーワイズを倒す方法がなんとも古典的というか、そもそもがマイクたちの精神的な問題ということだったのだろうか。。。
恐怖映像の連発であることは間違いない。