銀河ヒッチハイク・ガイド


 2026.2.24    最高にバカバカしい宇宙コメディだ【銀河ヒッチハイク・ガイド】


                     
銀河ヒッチハイク・ガイド [ マーティン・フリーマン ]
評価:3

■ヒトコト感想
どうやら大昔のイギリスの小説が原作らしい。自分は読んだことはない。これまでメディアミックス展開されており、テレビドラマ、ゲーム、漫画などに展開されているようだ。映画版として時代は感じるのだが「2001年宇宙の旅」とは別の意味で驚きが連続してくる。2001年がシリアスな展開だとすると、本作はおバカでコメディ寄りの物語となっている。登場する宇宙人は多種多様ではあるが、着ぐるみ感が満載であり、誰もが想像するような宇宙の旅というような感じだ。

序盤で地球が爆破される場面は強烈ではあるが、そこから宇宙でのドタバタは単純なコメディでしかない。地球が爆破される直前に、アーサーは謎の宇宙人のフォードに助けられる。ここから奇妙な宇宙の旅がスタートする。

■ストーリー
ある日、突如として上空に現われた巨大宇宙船。ヴォゴン人建設船団と名乗る彼らの目的は、地球を爆破すること。一方的な予告の後、地球の歴史は一瞬にしてその幕を閉じた…。運命のイタズラで “最後の地球人”となった平凡な英国人アーサー・デント(マーティン・フリーマン)は、実は異星人であることが発覚した友人フォード(モス・デフ)と共に、宇宙で生き抜くサバイバル術とクールな風刺に満ちた、

銀河系最大のベストセラー=《銀河ヒッチハイク・ガイド》を頼りに、前途多難な旅へと飛び出すことに!そこで待ち受ける不条理にして気が滅入るキャラクターや、常識ではあり得ない事件の数々。そして旅の行く末に明らかになる、地球誕生にまつわる驚愕の《真実》とは…!?

■感想
銀河ハイウェイの通り道に地球があるために、宇宙大統領の承認のもとに、地球は破壊されてしまう。地球からすんでのところで脱出したアーサーは、フォードと共に地球を破壊したヴォゴン人の宇宙船に乗り込むことになる。

ここからアーサーたちは様々な宇宙船にヒッチハイクする形で宇宙を冒険することになる。地球で知り合いとなったトリリランがヴォゴン族に処刑されるからと、急いで処刑を無効にする手続きをしたり、いつの間にか宇宙大統領であるザフォドと旅を共にしたりもする。

秀逸なのはヘンテコな宇宙人の描写の部分だ。処刑無効の申請書を出すために並ぶ場面では、着ぐるみ感が満載の宇宙人たちが並んでいる。宇宙人の表現をあえて着ぐるみでやっているのが良い。いくらでもCGで宇宙人を描けるはずなのだが…。

ヴォゴンがいる母星に到着した際には、地面から突然現れて、アーサーたちの顔面に攻撃を加える謎の生物が良い。蝿叩きのようなイメージの棒が地面から出てきて、顔面を叩いてすぐに地面に隠れてしまう。特に意味はないのだろうが、このバカバカしさが良い。

爆破された地球と全く同じ環境を作り上げる。アーサーからすると、まったく変わらない環境が戻っているような感じだ。最後の最後にヴォゴンが登場して、アーサーたちを攻撃したりもする。なんだかこのバカバカしさが良い。

宇宙船の中の描写も、いかにもハリボテのような表現の仕方をしている。すべては意図的にチープに見えるようにしているのだろう。こうすることによって、全体的なコメディの雰囲気にぴったりと合うような感じとなっている。

すさまじくバカバカしい作品だ。



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