ダークタワーⅢ 荒地 下 


 2026.8.14      北斗の拳のような世紀末感 【ダークタワーⅢ 荒地 下】


                     
【中古】 荒地(下) 暗黒の塔 III 角川文庫/スティーヴン・キング(著者),風間賢二(訳者)
評価:3
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■ヒトコト感想
ローランドたち4人と1匹で崩壊した都市に向かう。近代機器の残骸として残る超高速モノレールであるブレインに乗るために駅を目指す。旅の途中で、ジェイクが現地の人物にさらわれることになる。ここでジェイクを助けるために、ジェイクをさらった男を追いかけるローランド。そこして、残されたエディとサマンサは闘い続ける。

二手に分かれても、ローランドの強さと臨機応変具合はすさまじい。ジェイクをさらった男の罠を潜り抜け、ジェイクを助け出す。北斗の拳の世紀末を想像させるような流れだ。何より若い人間と女が貴重な世界。ガンスリンガーであるローランドと戦うことは鼻からあきらめている敵たち。ジェイクを人質にしての戦いとなる。

■ストーリー
〈本当の三人目〉の仲間を得て、運命によって結束した集団〈カ・テット〉となったローランドたち。人の言葉を解する奇妙な小動物オイも加わって辿り着いた平和な町で、彼らは崩壊した都市に残る超高速モノレールの存在を知る。すなわち、〈荒地〉を横断する音速の〈ブレイン〉――。駅を目指す彼らの旅路を襲ったものとは? 禍々しい予感を秘めつつ、中断不能の圧倒的迫力に満ちた第III部!

■感想
ローランドたちのいる場所は、上巻では謎の巨大な機械仕掛けのクマであったり、巨大なドラゴンのような生物がいる場所であった。それが、崩壊した都市へと入ると、体はボロボロではあるが、生き残った者たちが組織を作り上げ生活していた。

その中で来訪者であるローランドたちは否が応でも注目をあびることになる。ガンスリンガーであるローランドは希望ではあるのだが、ローランドたちをもてなしてくれた者たちを振り切って先を進むことを選ぶ。ひとつの場所にとどまると、そこから再出発が難しい状態となるのだろう。

ジェイクは荒くれ者にさらわれることになる。ジェイクたちを追いかけるのはローランドとオイだ。ローランドの拳銃を、男たちは強烈に恐れている。そして、ジェイクを浚った男たちのボスであるチクタクマンは奇妙な恐ろしさがある。

チクタクマンとしての絶対的な能力があるのかもしれないが、ジェイクを浚った男のダメっぷりがすさまじく、それにより仲間割れのような形で、ローランドがつけ入るスキができる。ジェイクとローランドが戻ってきてからが本当の物語かもしれない。

崩壊した都市に残る高性能コンピュータ。それがブレインだ。超高速モノレールの頭脳でもあり、ローランドたちを暗黒の塔へと導く役割をするはずなのだが…。ブレインがローランドたちを道連れにして死のうとしていることが判明する。

ブレインの自殺を防ぐためには、ブレインが答えられないなぞなぞをローランドたちが出すことができるのか。ブレインは他の住人たちを毒ガスによって殺害している。内部のコンピュータがハード的に故障し修復不可能なことも影響しているのだろう。

次巻ではブレインとのなぞなぞ勝負となるのだろう。



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