MEG ザ・モンスターズ2 ブルーレイ&DVDセット (2枚組)【Blu-ray】 [ ジェイソン・ステイサム ]
評価:3
■ヒトコト感想
「MEG ザ・モンスターズ」の続編である本作。ジェイソンステイサムが主演という以外は、余計な中国関係者が参加しているという印象しかない。メガロドンが発見され、海洋研究センターでの研究が続けられる。いつもの通り、海洋資源を不正に手に入れようとする組織と海洋研究センターとの闘いとなる。メガロドンや超巨大なタコが登場したりと、巨大海洋生物が登場してくるアクション映画だ。
今回は敵対組織が深海での作業を行っているので、深海での戦いもある。敵対組織のメンバーがメガロドンに丸飲みされるのはいつものどおり。巨大なタコに一般人が次々と捕まり食べられたりと、そのあたりのアクションが強烈に描かれている。ただ、全体としては平凡なアクション映画となっている。
■ストーリー
太陽の光が全く届かない、暗闇の世界マリアナ海溝。潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラーは研究チームと“人類未踏の地”へ。しかし、地球上で最も深い場所で彼らはある“恐怖”を目覚めさせてしまう。生態系の頂点に君臨する絶滅したはずの最恐巨大サメ“MEG”。未曾有の大きさと獰猛さで襲い来るMEGの群れ。そして未知の巨大生物たちー!深海からビーチまで襲来する絶体絶命の危機に、彼らはどう立ち向かうのか!?
■感想
前作と引き続き、メガロドン関係の研究所がメインとなる。海中でも作業ができるスーツを活用し、メガロドンを手なずけようとしたりもする。前作から引き続きテイラーが動き回り、敵対組織と戦っている。海洋資源を不正に手に入れようとする組織に襲われる研究所のメンバーたち。
ジェイソンステイサムひとりの知名度で作品がもっているような感じだ。他は中国との共同制作なだけに、中国人が多く出演している。水中での激しいアクションが行われ、そこにメガロドンが関わってくる。
メガロドンは音に反応するようだ。メガロドンに狙われると船ごと食べられてしまう。定番的な流れとしては、敵対組織と激しい戦いをしながら、敵が海辺で得意げになっていると、そこにメガロドンがやってきて、大きな口を開けて木で作られた橋ごと人を飲み込んでしまう。
また、メガロドンと共に謎の深海の生物が地上に上がってきて人々を襲っている。ワニのようでもあり、トラのようでもある。メガロドン、謎のワニのような生物、そして突然登場してきた巨大なタコが襲い掛かってくる。
ラストでは巨大なタコとメガロドンが対決したりもする。巨大なタコは、メガロドンを巨大なタコの足で絞め殺そうとする。メガロドンはタコに締め付けられてはいるが、タコの足ごと噛みついてしまう。そして、巨大タコの体を食いちぎって巨大なタコを倒してしまう。
テイラーたちが飼いならしていたメガロドンとは別の荒々しいメガロドンは、すべてテイラーが倒してしまう。シリーズ化してはいるが、前作よりもさらに微妙な気がした。売りである巨大なサメは迫力があるのだが…。
ジェイソン・ステイサムがいるから成立する作品だ。