22ジャンプストリート


 2025.8.20    今度は大学への潜入捜査だ【22ジャンプストリート】


                     
22ジャンプストリート 【Blu-ray】 [ チャニング・テイタム ]
評価:3

■ヒトコト感想
「21ジャンプストリート」の続編。前作が高校へ侵入捜査をするストーリーだったのが、本作では大学に侵入するというほぼ同じパターンだ。年齢的に無理はあるが、高校と大学の違いがこれでもかと描かれている。デブでオタクな見た目のシュミットとイケメンでスポーツマンなジェンコのコンビは変わらず。

前回が、あべこべにシュミットがイケてるグループでジェンコがオタクグループに入るという意外なパターンがよかったのだが…。今回はわかりやすく、ジェンコはアメフトのスター選手と仲良くなり、アメフトで有望な大学への転校を誘われたりもする。シュミットはイケてるグループの視界に入らない、わかりやすいオタクなパターンとなっている。

■ストーリー
頭は良いが運動音痴の太っちょ警官シュミットと、運動神経は抜群だがちょっとオバカなマッチョ警官ジェンコ。前回、高校にはびこる麻薬ルートを撲滅した二人は、その実力を買われ、今度は大学への潜入を命じられる。女子大生が新型の麻薬を使用し死亡するという事件が起きたのだ。さっそく二人は、大学生を装いキャンパスに潜入するが、ジェンコはなぜかアメフトの花形選手に、一方のシュミットは、ちょっとワケあり?な女子大生と恋に落ち、捜査そっちのけでキャンパスライフを満喫し始める。果たして二人は、麻薬捜査を成功させることができるのか?

■感想
前作と同様に薬物の売人を潜入捜査で探す物語となっている。高校の時と大きく違うのは、ふたりが寮生活ということだ。そして、男女関係も大っぴらに進んでいくことになる。ジェンコはその見た目どおり、イケメンのグループに誘われることになる。

シュミットと明らかに見た目が違うため、兄弟ということを怪しまれたりもする。そして、高校の時は怪しまれることがなかった、ふたりが警察という部分も、あっさりと疑われたりもする。いかにも警察官風な雰囲気がふたりからでているということなのだろう。

ワイファイという薬物の売人を探すふたり。その薬物のせいで1人の大学生が死亡した。学内に蔓延している薬物にたどり着くことはできるのだが、売人にまではたどり着けない。その間に、シュミットは女の子と仲良くなり、あっさりと童貞を捨ててしまう。

大騒ぎをして喜んだのはよいのだが…。実はその女の子はふたりの上司である警部の娘であることがわかり、シュミットは顔を真っ青にする。ジェンコは大喜びしながらはしゃぎまわっているのが印象的だ。

ジェンコはアメフトでその才能を発揮し、スター選手から有望株として気に入られることになる。そのまま、アメフトが強い大学へ転校することを進められるのだが…。ジェンコはわかりやすく大学内でのパリピでイケてるグループに所属する。

ここでイケてるグループのひとりが薬の売人ではないかと疑いを深めるのだが…。前作は本来の役回りとは異なるいびつな感じが面白かったのだが…。今回はそれぞれがオーソドックスな役割をしているのが特徴的かもしれない。

エピローグでこれから始まるシリーズの展開が描かれているが…。ふたりのコンビが様々な学校へ潜入するのが最高だ。



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