新感染半島 ファイナル・ステージ


 2024.12.7    期待したが、普通のゾンビ映画だ【新感染半島 ファイナル・ステージ】


                     
新感染半島 ファイナル・ステージ [ カン・ドンウォン ]
評価:2.5

■ヒトコト感想
「新感染 ファイナル・エクスプレス」の続編。ゾンビがあふれる韓国国内でどのように脱出するのか。前作が面白かったので、続編である本作を期待して見たのだが…。ただのゾンビ映画に成り下がっている。前作は密閉された列車の中での惨劇で、緊迫感にあふれていた。本作はただの荒れ果て崩壊した都市にゾンビがさまよっており、独自の組織を維持している軍隊が支配している世界となっている。

そこでゲリラ的な活動をしている者たちと合流し香港に脱出することを目指す物語だ。結局は迫りくるゾンビから逃げながら仲間を助けたり、民兵集団と戦ったりと平凡なゾンビ映画となっている。ラストもご都合主義的になっているのが非常に気になった。

■ストーリー
謎のウイルスの感染爆発が、半島を襲ってから4年後。家族を守れなかった元軍人のジョンソクは、亡命先の香港で廃人のような暮らしを送っていた。そんな彼のもとに、半島に戻り大金を積んだトラックを見つけ、3日以内に帰還するという仕事が舞い込む。だが、潜入に成功したジョンソクと仲間を待っていたのは、禍々しい感染者たちと、この世の地獄を楽しむ狂気の民兵集団631部隊。両者に追い詰められたジョンソクを助けたのは、母娘の生存者だった。この地獄から脱出する、という最後の望みにかけて、手を結んだ彼らの決死の作戦とは―?

■感想
前作ではあっという間に韓国内部でゾンビが広がり、韓国は世界から孤立した状態となる。ゾンビはオーソドックスなタイプで、走るスピードも速いタイプだ。特徴としては音や光が気になり、音や光の方に集まる傾向にある。

そのため、ゾンビの集団の注目を避けるために、光と音を爆音で流すラジコンなどでゾンビの動きを誘導したりもする。荒廃した韓国国内では、外部から助けが来ない状態で、民兵たちが独自の組織を作り正常な人をゾンビに追いかけっこさせ、それを賭けの対象として楽しんだりもする。

元軍人のジョンソクは仲間と共に香港から韓国に戻り、大金を積んだトラックを手に入れ香港に戻るミッションを与えられたのだが…。民兵集団に知られてしまう。驚きなのは大量のドル札があったとしても、すでにゾンビが充満した韓国内部ではなんの価値もないので、民兵たちは見向きもしないという部分だ。

外部からの助けが来ない状況では、民兵のボスが自殺する直前までいくほど絶望に包まれていた。唯一の楽しみは自分たちが安全な場所にいてゾンビに追いかけられる人を見るのが楽しみでしかない。

ゲリラ組織はジョンソクを助けながら、ジョンソクが持つ衛星電話で助けを呼び、韓国から脱出することを夢見ている。民兵組織のボスは、同じく衛星電話があることに気づき、自分ひとりだけでもと抜け駆けしようとする。

定番パターンとして、民兵たちは油断しているところにゾンビの大群がやってきてやられてしまう。同じく大量のドル札を手に入れて香港に戻る船のマフィアたちも、少しの油断からゾンビが船に大量に押し寄せてくるので防ぐことができずに全滅する。

ラストの展開はいかいもご都合主義すぎる。



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