ピッチブラック


 2022.6.23      暗闇で活動的になるエイリアン【ピッチブラック】

                     
ピッチブラック [ ヴィン・ディーゼル ]
評価:3

■ヒトコト感想
囚人を護送中の宇宙船が事故にあい未知の惑星に不時着した。本作の続編として「リディック」が存在しているようだ。本作のメインは暗闇でうごめく凶悪なエイリアンの存在だ。光が苦手なエイリアンであり、暗闇でうごめいて乗組員を襲う。屈強なリディックであってもエイリアンにはかなわない。惑星は22年ぶりの日食により常に暗闇の中となる。

絶望的な乗組員たち。どのようにしてエイリアンから逃れながら、惑星を脱出するのか。次々とエイリアンにやられていく乗組員。仲間割れもあり、最終的にはリディックに頼りながらの脱出となる。本作の続編として「リディック」へと続くのだが、確かにリディックは続編ができるほどキャラ立ちしている。

■ストーリー
事故に見舞われた定期旅客宇宙船が未知惑星に不時着。かろうじて生き残った殺人犯、彼を護送する刑事をはじめとする9人。3つの太陽の周りを巡り、つねに昼である砂漠の惑星で、彼らは協力して脱出の道を探り、基地を発見するが同時に地下や暗がりに潜む凶悪なエイリアンの存在も知る。そして22年ぶりの皆既日食によって、この星は完全な夜を迎えようとしていた・・・。

■感想
事故で不時着した先は、正体不明の凶暴なエイリアンが存在していた。宇宙船の乗組員は最初は楽観視していた。この惑星が常に日が差す状態であったので、エイリアンに襲われることはない。それが日食があると判明する。

凶暴なエイリアンは羽が生えており、群れをなして飛び回る。そして、獲物を見つけると集団で襲いかかる。あっという間に人間はエイリアンに食べられ骨だけになってしまう。明らかに強者なリディックであってもエイリアンにはかなわない。ただ、普通のエイリアンものとは違う。

惑星から脱出するために小型宇宙船を動かそうとする。そのためには電池が必要で…。乗組員たちが様々な状況でエイリアンに食べられていく。最終的にはリディックと残り数名となる。リディックを護送する役目の賞金稼ぎがリディックと小競り合いをする。

エイリアンの存在も恐ろしいのだが、リディックが殺人犯として乗組員に危害を加えないかの恐怖もある。序盤ではリディックが危険視されていたが、後半からはリディックはたくましい仲間となっている。

リディックはたくましい動きでエイリアンを倒したりもする。リディック自身が実は光が苦手で常にサングラスをかけている。トレードマークとして、まるで水中眼鏡のような形のサングラスだ。ある意味、エイリアンとリディックは同じような状態となっている。

リディックは乗組員を見捨ててひとりで惑星を脱出することもできたはずなのに、乗組員を助けたりもする。このあたり、リディックのキャラクターが形作られているのがわかる。

確かにリディックはキャラ立ちしている。



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