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2005.5.9 勢いだけの作品 【リディック】

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評価：3

■ヒトコト感想
「ビッチブラック」という作品の続編らしいがまったくその作品を見たことがない。
本作単体としてもわりと普通に楽しめるとは思うが、僕はどうにも楽しめなかった。
前半はリディックが指名手配されているすごいやつって感じで
分かりやすかったが、後半は退屈さから集中力をなくしてしまった。
勢いは感じられるがそれだけの作品か？

■ストーリー
恐るべき敵ネクロモンガー艦隊により、次から次へと侵略されていく惑星。
その戦いに宇宙のお尋ね者リディックは巻き込まれていく。
やがて戦いは全宇宙の命運を分ける、とてつもない聖戦へと発展していくのだが…。

■感想
この終わり方は明らかに続編を作りますよと言っているような感じがするが
スターウォーズシリーズでも目指しているのだろうか？
それにしてはもう少し丁寧に物語を説明してくれてもいいし、
前作とのつながりも大事にして貰いたかった。
シリーズ物としても弱いのではと思う。

しかしヴィン・ディーゼルはリディックのような役が似合うね。
強くて悪いが心の奥底は良いやつで最後は人助けをする、みたいな。
確かトリプルＸもそんな感じだったはず。
イメージが固まっちゃうのもどうかと思うが。

この手のものが好きな人にはたまらない作品なんだろうが、僕は途中で
ダレてしまった。物語が一本調子なのもあるかもしれないが
それ以上にリディック以外のキャラクターに魅力を感じなかった。
シリーズ物にするのであれば脇役をもう少し個性豊かなキャラクターが
いればより面白くなったかもしれない。

物語が壮大なので、続編を作るんだろうがそこでちゃんと大風呂敷をたためる
ような作品を作ってほしい。次に期待。