おいしい給食 Road to イカメシ [ 市原隼人 ]
評価:3
■ヒトコト感想
おいしい給食の映画版第二弾。前回は給食廃止の危機だったのだが、今回は町長の茶々が入り給食の時間が楽しくなくなるという物語だ。連続ドラマ版のシーズン3は見ていないが、初見でも楽しめるだろう。今回は甘利田は北海道の学校に赴任し、そこで給食を楽しむ。いつものとおり、担当するクラスの生徒の中には給食にアレンジを加えておいしく食べる生徒がいる。
甘利田がその生徒をライバル視し、給食を楽しむベースは変わりない。あえての80年代というのが良いのだろう。イカメシが給食にでるのかどうかはさておき、給食とはこんなものだったなぁ、という変ななつかしさがあるのは間違いない。基本的には甘利田のぶっ飛んだ給食愛を楽しむ作品だ。
■ストーリー
1989年、冬。中学教師・甘利田幸男は、北の地に降り立った。隠し持った真の目的はアレを味わう事。だが赴任から一年以上経つもアレが献立に登場する事は無い。相変わらず給食のために学校へ行き、食のライバル粒来ケンと毎日密かにしのぎを削っている。一方、新米教師の比留川愛はそんな甘利田に憧れを抱き、近くにいたいと願っていた。そんな頃、忍川中学が給食完食のモデル校に選定される。忍川町では町長選挙を前にして、政治利用に使われようとしていたのだ!不穏な空気を察知した甘利田は、おいしい給食を守るために立ち上がる!そんな中、アレとの頂上決戦の幕が上がろうとしていた。
■感想
甘利田の給食愛が爆発する物語であることは間違いない。聖子ちゃんカットの同僚女教師などは、このシリーズのいつものパターンだ。給食のアレンジのライバルである粒來との給食戦争が本作のメインだ。ジャージャー麺が給食で登場し、そこにご飯までもが加わるとどうなるのか。
米と麺を混ぜて麺を細かくしてそばめしのようにして食べる。甘利田の大げさなリアクションと、実は大しておいしくなくとも、おいしそうに見えてくる給食の数々。甘利田の社会性がない感じもよい。
給食を完食させることに心血を注いでいる町長が、甘利田の中学にやってくる。ここで、甘利田と町長がちょっとした対立状態となる。おいしく給食を食べたい甘利田と、黙ってもくもくと食べることを推奨したい町長。
和解のための飲み会では、甘利田が少しでも酒を飲むと記憶を無くす体質なのが面白い。目が覚めると右手のこぶしに血がにじんでいたり、同僚教師の眉間には怪我の跡があり、校長の後頭部には怪我したあとがある。同僚の女教師は甘利田との距離を開けるようになる。。。
ラストはイカメシが登場し、それをどのようにしておいしく食べるかが描かれている。北海道では給食にイカメシがでるのかという驚き。イカメシをどのようにおいしく食べるかのアレンジを粒來は行う。甘利田の大げさなリアクションの数々は、わかっていても笑いがでてくる。
同僚の女教師が沖縄に転勤していく。パターンとしては甘利田も別の地方へ飛ばされることになるのだろう。ラストではシーズン1,2で活躍した生徒が大きくなり、同窓会で登場してくるのが良い。
給食をアレンジする生徒は、過去シーズンと同じような見た目をしている。