ゴーストバスターズ アフターライフ


 2023.5.6    孫たちがゴーストを退治する【ゴーストバスターズ アフターライフ】

                     
ゴーストバスターズ/アフターライフ [ マッケナ・グレイス ]
評価:3

■ヒトコト感想
ゴーストバスターズシリーズの最新作。少女フィービーが祖父の意思をついでゴーストを退治する。序盤では登場人物の紹介の色が強い。フィービーは眼鏡の科学オタク少女だ。友達に同じようにオタクがおり、このふたりがいち早く田舎町がゴーストに襲われていると気づき、ゴースト退治に動き出す。

過去のゴーストバスターズの一員の孫が現代のゴーストと戦う。やはりゴーストバスターズは周りからは受け入れられていなかった。フィービーの祖父も周りから変わり者と言われ、ひとりゴーストたちを封印するシステムを作り上げていた。古き良きゴーストバスターズの雰囲気を残しつつ、科学オタクのフィービーが健気にゴーストと戦う姿に心打たれてしまう。

■ストーリー
30年にわたり原因不明の地震が頻発する田舎町。母と兄の3人で引っ越してきた少女フィービーは、祖父が遺した古びた屋敷で暮らし始める。そこで見たこともないハイテク装備の数々と、〈ECTO-1〉と書かれた改造車を発見する。科学者だった祖父イゴン・スペングラーは《ゴーストバスターズ》の一員で、30年前にニューヨークを襲ったゴーストたちをこの町に封印していた。地震の原因がゴーストの仕業だと突き止めたフィービー。祖父がこの町に隠した秘密に迫ろうとしたその時、ゴーストたちの封印が解かれ、町中に溢れかえる。

■感想
母と兄とフィービーは、貧困から祖父の住んでいた田舎町へと引っ越すことになる。変わり者と近所から噂されていた祖父の死後、ボロボロの家に住むことになったフィービーたち。転校した先では、同じ趣味の友達を見つけたりするのだが…。

フィービーは祖父の部屋で奇妙な機器を見つけ出す。過去のゴーストバスターズでの出来事は都市伝説のような扱いとなっている。ゴーストはこの世にはいないことになっている。なので田舎町での奇妙な現象はみな気のせいということで済ませている。

フィービーは祖父が何をしていたかを知る。町の奥地では実はゴーストが甦ろうとしていた。それをフィービーの祖父は特殊な機器で防いでいた。シリーズの、ちょっと間抜けなおじさんたちがドタバタしながらもゴーストと戦うという流れから、少女が友達と共に、祖父が残した機器を使いゴーストと対決している。

協力者を増やしていき、母親や担任教師までもがゴースト退治に参加することになる。ゴーストが復活した際には、あのマシュマロマンが小さくなって登場してくる。

懐かしのファンが喜ぶような演出がされている。懐かしのメンバーがフィービーたちのピンチに駆けつける。流れ的にはゴーストバスターズで対決したラスボスが再び登場したとのこと。フィービーの祖父が幽霊として登場し、フィービーたちを手助けしている。

特別な要素はないのだが、ゴーストバスターズとして女版などが発表されたりもしたのだが、本作が正統な続編ということなのだろう。コミカルな雰囲気は相変わらずだが、ファンが喜ぶ演出が多数ほどこされている。

ファンは見るべきだろう。



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