ゴーストバスターズ2


 2022.6.30      ピンク色のスライムまみれの下水道【ゴーストバスターズ2】

                     
ゴーストバスターズ2 [ ビル・マーレイ ]
評価:3

■ヒトコト感想
前作でNYで大暴れした魔人や幽霊を倒したゴーストバスターズ。それでも、NY市から訴えられたりと散々な目にあい、現在は、メンバーが離れ離れになりひっそりと活動していた。基本は前作と変わらず、序盤では誰も幽霊の存在を信じないのだが、最後にはゴーストバスターズに頼るという流れだ。定番的に、市長の側近は必要以上にバスターズたちを排除しようとする。現実的な者ほど幽霊退治を商売にしているバスターズは胡散臭く感じるのだろう。

怪しげな霊媒師のようなイメージかもしれない。今回対決するのは大王のビーゴだ。幽霊の列車が登場したり、下水道がピンクのスライムで充満していたりと、映像的なインパクトはすさまじいものがある。

■ストーリー
魔人ゴーザの魔の手から世界を救ったゴーストバスターズ。しかしビルを破壊したためニューヨーク市から訴えられ解散してしまった。彼らはそれぞれ新しい仕事に就き、ピーターと別れたディナは一人で息子のオスカーを育てていた。そのオスカー坊やが霊界の大王、ビーゴ復活の生贄として狙われていることを知る。かくしてゴーストたちと対決すべく再びゴーストバスターズが結成された!

■感想
ゴーストバスターズは前回でNYを救ったということで、大繁盛しているかと思いきや…。本作では相変わらずうだつの上がらない生活を続けるバスターズたち。ピーターはディナと別れてしまい、寂しい生活を送っている。

今回はディナの息子がビーゴのいけにえとなる危機が訪れる。序盤ではまだビーゴの復活の雰囲気がない。NYのあちこちでおかしな現象がおきている程度だ。下水道がピンクのスライムまみれになっているのは強烈な映像的インパクトがある。

ディナの息子がビーゴのいけにえとなる。NY市長はまたまたバスターズを毛嫌いする。確かに、前作で大暴れされたトラウマがあるのだろう。市長の側近は、バスターズたちに問題ありと考え病院へ入れて出れないようにしてしまう。

ここからはいつものパターンだ。バスターズたちの言い分を聞かなかった者たちが痛い目を見る。幽霊なんて存在しない、という考えの現実的な者たちは、NYのあちこちで発生する幽霊騒ぎにあたふたする。そして、NY市長はバスターズを排除した側近を追い出してしまう。

ビーゴとの最終対決で、にっちもさっちもいかなくなった時、バスターズが頼るのは自由の女神だ。ビーゴが悪のスライムで蘇ったのとは対照的に、善のスライムを自由の女神にかけることで、自由の女神をまるで巨大ロボットのように操作してビーゴがいる美術館へ向かう。

このあたり、アメリカの象徴でもある自由の女神を使い悪を倒すというのが良いのだろう。NY市内を歩く巨大な自由の女神を、警察車両が交通整理し女神が歩きやすいようにしているのが良い。

定番パターンなのが良いのだろう。



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