ゴーストバスターズ


 2022.6.21      元祖オバケ映画【ゴーストバスターズ】

                     
ゴーストバスターズ [ ビル・マーレイ ]
評価:3

■ヒトコト感想
元祖ゴーストバスターズだ。リメイク版であり女性版の「ゴーストバスターズ」はすでに見ている。基本的にはパロディされる元祖としての面白さがある。オバケ撃退部隊であるゴーストバスターズが、NYの町でオバケ退治に奔走する。様々なオバケを電気的な掃除機のようなもので吸い取っている。オバケを吸い取り、ビルに保管するという発想がすごい。

そして、目立つ行動をするとお役所から目を付けられ、ビルの電源を切られオバケを外に放出してしまう。ゴーストバスターズの隊員たちのキャラが良い。女好きや科学オタク、アフリカンなどもあり、それなりにインパクトのあるキャラたちばかりだ。あの独特な音楽とラストのマシュマロマン登場のシーンというのは強烈なインパクトがあるのは間違いない。

■ストーリー
ピーター、レイモンド、イーガンの科学者3人組が結成したオバケ撃退部隊“ゴーストバスターズ"。派手な宣伝のおかげで3人が一躍人気者になった頃、ニューヨークでは“門の神ズール"と“鍵の神ビンツ"が出会おうとしていた。2つの神が人間の体を借りて結合した時、世界は悪魔の支配下におかれてしまう。おまけにゴースト貯蔵庫から無数のオバケが解放され、街はいよいよ大混乱に。世界の危機を救うため、“ゴーストバスターズ"がついに立ち上がった・・・。

■感想
いつものあのゴーストバスターズの音楽が印象深い。時代を感じる描写が多々あるが、それでも元祖ゴーストバスターズとしての面白さがある。科学的な手段でオバケを捕獲しようとする。どのような原理でオバケが捕獲できるのかは不明だ。

科学者3人がまた強烈な個性を醸し出している。最初はまったく客が来なかったゴーストバスターズだが、いつの間にか大繁盛する。寝るまもないほど忙しくなり、従業員を追加したりもする。なんだかベンチャー企業が大成功したような雰囲気がある。

オバケは複数登場してくる。ありがちなホテルに住み着くオバケや、髑髏のようなオバケまで。凶悪なオバケや巨大なオバケまでいる。基本的には市民たちはオバケの存在を信じていない。にも関わらず、オバケの退治をゴーストバスターズに依頼するのは矛盾している。

役所の横暴によりビルの電源が切られ、それまで捕獲したすべてのオバケがNYへ飛び散っていく。ここで、NY市長がゴーストバスターズへオバケの退治を依頼する。一連の流れは最高だ。役所の嫌な奴の悔しそうな表情が秀逸すぎる。

ラストはいつもの音楽で巨大なマシュマロマンが登場してくる。自分の中のゴーストバスターズのイメージは巨大なマシュマロマンだ。ラスボス的な扱いかと思いきや…。NY中にオバケたちが縦横無尽に動き回るのは強烈だ。それぞれのキャラクターも秀逸で、神が取りついた2人の人間についても良いキャラをしている。

オバケが怖いというよりは、魔物的な扱いなのが印象的だ。宗教的な意味合いもあるのか。悪魔の要素も強いのかもしれない。

2も恐らく見るだろう。



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