2024.6.18 ボルトテックの秘密が明らかに…【フォールアウト エピソード3,4】
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評価:3
■ヒトコト感想
前回までで大枠のキャラクター紹介が終了した段階だ。ルーシーとグールがターゲットの頭を奪い合う状況となり、そこにマキシマムが参加することになる。世界観がはっきりしてくるのがこのあたりからだ。特にグールは元映画俳優で正義な雰囲気を出していたのが、なぜここまで悪辣になったのか。
ボルトの住人であるルーシーたちの住処に外部から侵入者が入った理由も、なんとなくだが明かされてくる。グールに人質状態とされ過酷な旅を続けるうちにルーシーはこの世界で生きていくことの困難さを理解し始める。口先だけできれいごとを言っていたボルトの人々は真実を知り変わっていくのだろう。マキシマムはパワードスーツを手に入れ浮かれている状態から、変化し続けている。
■ストーリー
史上最高のゲームタイトルの一つ「Fallout(フォールアウト)」、それは持てる物などほとんど残されていない不毛な世界を舞台にした、持てる者と持たざる者の物語だ。世界の終末から200年後、快適な地下施設に暮らしていたはずの居住者は、地上へと足を踏み入れることになる。そこに待ち受けていたのは衝撃に満ちた世界、ウェイストランドだった。
■感想
残酷な描写が多々あるが、ドキドキワクワクさせる展開はある。さらには、謎の要素が強いため、この先でどうなっていくのかという楽しみはある。ルーシーはターゲットの頭を抱えて父親を探しに行く。そこで同じくターゲットの頭を狙うグールに狙われることになる。
グールがなぜグールとなってしまったのかが少しづつ語られていく。過去、世界が荒廃する前には、映画俳優として幸せな家庭を築いていた。放射能によりなんらか体に影響を受け、薬を飲まなければ怪物に変化してしまうようだ。
ボルトテックの世界についても詳細が判明してきた。アメリカのエリートたちが核戦争を避けるために逃げ込んだシェルター。そこで身内だけで子孫を増やしつづけた結果なのだが…。そこに地上からの襲撃者がきた理由が判明してくる。
ルーシーが父親を捜しに旅するのだが、実は母親が大きなカギを握っていると判明してくる。ルーシーが旅を続けることで次第にたくましくなっていく。放射能に汚染されたであろう水であっても生きるために飲む。死体の肉すら食べる勢いがある。
マキシマムは自分をいじめ続けた同僚から真実の告白を聞く。パワードスーツを奪った形となってはいるが、任務としてはうまくいっている。ターゲットの頭を手に入れた後に、どのような展開になるのか。パワードスーツの中身がマキシマムだと知れたあとに、どのような騒動となるのか。
放射能に汚染された巨大な怪物に対してもパワードスーツで果敢に挑んでいる。世界観がはっきりしてくると、ルーシーたちが目指す場所に誰がいてなんの目的があるのかはこれから明らかになるのだろう。
シーズン2の制作も発表されたらしいので楽しみだ。
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