ワイルド・スピードMAX


 2020.7.23      シリーズ内の重要なエピソード【ワイルド・スピードMAX】

                     
ワイルド・スピードMAX
評価:3

■ヒトコト感想
ハイスピードバトルのシリーズだ。過去の作品と同様にカスタムされた車での疾走感はすばらしい。今回は、トレントの仲間が殺されたことでその復讐のため、トレントが動き出す。麻薬の運び屋を決めるためにレースが行われる。本作のポイントはアメリカからメキシコへ入り込むために、急増された狭い地下道を疾走するというのがある。

車一台がギリギリ通り抜けることができる幅の地下道を、とんでもないスピードで疾走する。少しでもハンドルさばきを間違えると壁に激突してしまう。敵側も強烈にカスタムされた車で挑んでくる。一般車が行きかう町中でレースをしたりと、相変わらずとんでもないレースぶりだ。シリーズの段階をふんでいくようにレースが過激になっている。

■ストーリー
極限までチューンナップされたカスタムカーのハイスピードバトルを描いたカーアクションシリーズ第4弾。南米へ逃亡したドミニクは、恋人や仲間と共に輸送車の強奪を繰り返していた。

■感想
トレントは逮捕から逃れるため南米でひっそりと暮らしていた。シリーズとしては、トレントは逃げブライアンはFBIに復帰している。トレントは恋人が殺されたことを知り復讐に動き出す。ブライアンは麻薬組織解明のためおとり捜査を行う。

偶然にもトレントとブライアンは麻薬組織の運び屋を決めるレースで再会する。まずこのレースがすさまじい。技術の進歩でコースはリアルタイムにカーナビで指示される。今までのレースのように規制された一般車のいない公道ではない。危険きわまりないレースだ。

運び屋はトレントに決まる。この段階でも麻薬組織の黒幕は判明しない。トレントとブライアンは麻薬組織の運び屋としてチューニングされたカスタムカーで疾走する。ハイパワーの車で疾走するのが本作のポイントだろう。

狭い地下道の中を、まるでレースゲームのようにくねくね道を突っ走る。暗い地下道のため少し前しか見えない状態でのくねくね道をぶつからずに運転すること自体ありえないテクニックだ。トレントとブライアンは麻薬組織を出し抜いて大量の麻薬を手に入れることに成功する。

本作から、トレントとブライアンはより親密となる。麻薬組織壊滅に一役かったトレントだが、結局のところ指名手配されているためFBIに逮捕されてしまう。ブライアンはトレントに逃げろと言う。この流れからどのようにして最新作のようにチームを組むのかと思いきや…。

ラストにしっかりと伏線がはられている。裁判にかけられたトレントは有罪となり懲役25年の判決がでる。そして、移送されているトレントを乗せた囚人車両をブライアンやトレントの妹たちが襲撃しようと待ち構えている。

トレントとブライアンのつながりが強固となる重要なエピソードだ。



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