ワイルド・スピード EURO MISSION


 2020.8.17      ワル対ワルの対決【ワイルド・スピード EURO MISSION】

                     
ワイルド スピード EURO MISSION
評価:3

■ヒトコト感想
ワイルド・スピードシリーズ。順番的には「SKY MISSION」の前にあたるのだろう。重要機密を盗もうと考える犯人組織は、ドミニクたち仲間と似たようなメンバー構成となっている。元エリート軍人のショウがドミニクたちと対決する。ドミニクが参戦したのには理由がある。過去のシリーズで死亡したと思われていたレティがショウの仲間になっていたからだ。

FBIのボブスが凄腕の悪であるショウを捕まえるために、ドミニクたちに協力を依頼する。ドミニク率いる仲間たちはいつものメンバーであり、今回は敵もプロフェッショナルでさらに強力だ。戦車まで登場し、激しいカーチェイスはいつものとおりだ。すでにドミニクたちにはそれぞれキャラ付けされているので、わかりやすい物語となっている。

■ストーリー
モスクワで重要機密が盗まれた。 犯人はロンドンを根城にする元エリート軍人ショウとその一派。 アメリカにその魔の手が迫ることを警戒していたFBIの特別捜査官ホブスは一味のひとりを拘束したものの、計画の全貌を知るショウの追跡に手こずっていた。 凄腕のワルを捕まえるには、凄腕のワルを投入する他に手はない……ホブスが白羽の矢を立てたのは、かつてブラジルで共闘したドミニクとそのチームであった。

ドミニクはこの無謀なミッションの要請を最初は断る。 しかし、ホブスは意外な切り札を持っていた。 ドミニクのかつての恋人で、死んだはずのレティがショウの一味に加担している証拠写真。 普段は冷静なドミニクも、これには動揺を隠せない。 真相を確かめるために、彼とブライアンは仲間たちをロンドンに再招集し、ホブスにチームの面々の恩赦を約束させ、ショウの追跡という一大ミッションに取りかかる。

■感想
すでに「SKY MISSION」を見ていたので、レティが登場したことに意外性はない。物語として新たなプロ集団が登場し、ドミニクたちと対決する。同じようなチーム構成というのがポイントだろう。チーム内部には女がおりアジア人もいる。

それぞれが対決することになり、チームが総動員で対決する。ホブスの協力がありショウたちを一度は追い詰めるのだが…。ショウたちのマシンはすさまじい。まるでF1カーのような見た目だが、強烈に補強されており前方には車を跳ね飛ばすための傾斜がついている。これで車で付きまとう相手を圧倒している。

ドミニクたちは、レティが間違いなく、死んだと思われたレティだと確信する。となると、ドミニクは本気となりブライアンも本腰を入れてショウたちと対決しようとする。ワルとワルの対決。ショウたちはレティを活用しながら、ポリシーをもって行動する。

ドミニクの妹を人質にとったりもするのだが、それすらも無効にしてドミニクはショウを追いかけ続ける。後半ではドミニクたちの車の追跡から逃れるために、いきなりショウたちは戦車をもちだしてくる。かなりぶっ飛んだ展開であることは間違いない。

戦車でスーパーカーと同等のスピードを出しながら、目の前の橋を破壊したりとやりたい放題のショウたち。激しいカーチェイスの結果、ドミニクたちはショウを捕まえることに成功する。さらにはレティを身を挺してドミニクが助ける。走っている車から飛び出して空中に吹っ飛んだレティを抱きとめるというとんでもないアクロバティックな行動をとる。

ショウとの絡みが終わったあと、チーム内で犠牲になった者もでてくる。そして、ハンは東京でレースをするのだが、そこで強烈な刺客が登場してくる。

ラストの流れはSKY MISSIONへとつながる流れだ。



おしらせ

感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp