ターミネーター3


 2021.9.3      結局、核戦争は防げない【ターミネーター3】

                     
ターミネーター3
評価:3

■ヒトコト感想
ターミネーターシリーズ第3弾。前作で子供であったジョンコナーが成長し、世界は審判の日から救われたのだが…。未来から新たなターミネーターがやってきた。今回は女型の最新版だ。右手からビームのようなものを出す。体を溶かすような形で自由に他人に成りすますことができる。シュワちゃんがコナーたちを守るターミネーターとして未来からやってくる。

基本は2と同じパターンではあるのだが、コナーの未来の奥さんとなる人物が登場し、ターミネーターはふたりを守ることになる。ターミネーター同士の戦いとしては、ある程度想定できる流れではある。ラストでは、結局は審判の日はおとずれ、スカイネットとの闘いは続くという流れとなっている。この部分は強烈だ。

■ストーリー
スカイネットが支配する未来社会。人類抵抗軍のリーダーとなる宿命を負ったジョン・コナー。世界は「審判の日」から救われたはずだった…。しかし、燃え盛る溶鉱炉に姿を消したはずのターミネーターが、今、再び成長したジョンの目の前に現れる。いったい何のために…?

■感想
人類抵抗軍のリーダーであるはずのジョンコナーは、世界がスカイネットに支配されない場合は、どうしようもないダメ人間となっていた?という流れだ。スカイネットの脅威はもうなくなったかと思いきや…。未来から新たなターミネーターがやってきた。

コナーを殺しにやってきたのだが…。コナーを守るためのターミネーターもやってくる。そして、未来はスカイネットに支配されることには変わりないと知る。最新の女型のターミネーターとシュワちゃんが戦う。このターミネーター同士の戦いの激しさが本作のメインだ。

女型のターミネーターは、右手からビームのようなものを出し、体も自由自在に変化できる。ターミネーター同士の戦いは、体がぶっ飛んだり、巨大なトラックに潰されたりしても、何食わぬ表情で蘇ってくる。ターミネーター同士の戦いでは、たとえどれだけボロボロになっても疲れることはない。

ひたすら戦い続ける。皮が剥げてメカの部分がむき出しになったとしても、まったく問題なく戦い続ける。ラストでは旧型のターミネーターが勝つというのは定番かもしれない。

ウィルスを排除するために、スカイネットを軍事ネットワークに繋ぐかを迷う。そこで、繋いでしまったがばっかりに軍事ネットワークをスカイネットに制御されてしまう。この絶望感はすさまじい。人が制御できず、核ミサイルが発射されるのをただ見ているしかない。

コナーたちはターミネーターのアドバイスである場所へと向かう。そこはスカイネットの心臓部であり、そこをシャットダウンすることで核戦争を防ぐことができるはずだったのだが…。そこは核シェルターだった。核戦争は防げないということだ。

4へと続く流れとしては申し分ない。



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