シャーロック・ホームズ シャドウゲーム(2回目)


 2020.8.23      モリアーティとの最終決戦【シャーロック・ホームズ シャドウゲーム(2回目)】

                     
シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム [ ロバート・ダウニーJr. ]
評価:3

■ヒトコト感想
2回目の視聴。前作から引き続き、ホームズとワトソンが事件を解決する。今回はラスボス的存在であるモリアーティ教授が登場し、ホームズと対決する。どちらが先の先まで読んで対応するのか。モリアーティの目的はヨーロッパに戦争を起こさせることだ。それを阻止しようとホームズやその兄、国の上層部が動き出す。

すべてを完璧に計画通りこなしてきたと思われたモリアーティだが、最後の最後でホームズの方が先を見越した行動をしていた。すべてうまくいったと思い込んでいたモリアーティの怒りはすさまじい。ラストのホームズとモリアーティの対決は、頭の中で先の先を読みつくし、結論が分かったからこそ、捨て身の攻撃に出たということだろう。

■ストーリー
世界各地で連続爆破事件が発生!謎を追う名探偵ホームズは、この事件の黒幕が、“もう一人の天才”モリアーティ教授であると見抜いていた。彼はホームズとワトソンを抹殺すべく、欧州中に巧妙な罠を張り巡らせる。史上最強の名コンビは、次々と襲いかかる危機を乗り越え、ついに決戦の地へ!大滝で繰り広げられる宿命のライバルとの軍配は、どちらの“天才”に上がるのか?

■感想
前作ではホームズとワトソンの関係やワトソンの婚約者に対してホームズが嫉妬する流れが描かれていた。本作ではホームズの結婚式からスタートし新婚旅行でのアクシデントへとつながる。根本にあるのは、ホームズはワトソンの婚約者に対して嫉妬しており、ワトソンを奪われることを恐れている。

そんな状況で、モリアーティ教授の動きが明らかとなり、ホームズたちはモリアーティの計画を阻止しようと奔走する。その過程で、モリアーティに狙われることになり、ワトソンや婚約者が危機に直面する。

モリアーティ一味は多方面に手を伸ばしているので、ホームズやワトソンは四方八方を敵に囲まれたりもする。そこから、どのようにしてモリアーティにたどり着くのか。モリアーティの側近は狙撃の名手であり、ワトソンたちは狙われることになる。

全般的に映像がパワーアップしている。森の中を逃げるホームズたちに対して、敵は激しく銃弾をあびせまくる。しまいには、巨大な大砲が飛んでくる。スローモーションで破片のひとつひとつがはっきり見える状態での激しい銃撃はすさまじい迫力がある。

ラストではモリアーティとホームズの一騎打ちがある。お互いが相手の手の内を知り尽くした状態で、頭の中で戦っている。そして、お互いが手を読みあった結果、ホームズがどうやっても勝てないと判明する。

まさに将棋のようにどのような手を打っても詰みから逃れることはできない。となると、ホームズはどうするのか。最初から戦う土俵には立たずに自ら道連れとなり滝つぼに落下することを選択する。ああ、これでホームズは死んだかと思われたのだが…。最後の最後にしっかりとオチがあるのが良い。

シリーズとして続き見たいのだが、難しいのだろう。



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