2019.3.9 スターウォーズファンならば 【ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー】
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー フェリシティ・ジョーンズ
評価:3
■ヒトコト感想
スターウォーズは、今までのシリーズはすべて見ている。元祖スターウォーズの直前にあたる作品らしい。レイア姫などは昔の風貌そのままに登場してくる。オールドスターウォーズファンならば涙を流して喜びそうな場面だろう。基本的にはシリーズを見ている人向けの作品のため、まったく初心者の人には厳しい。
ストーリーとしては特殊な兵器の設計図を取り戻すために、反乱軍たちが協力するというただそれだけだ。基本的には今までのシリーズの情報の蓄積があってこその作品だろう。女戦士ジンが主役となり帝国軍と対決する。当然ながらダースベイダーは、初期のイメージそのままの力を発揮し強烈なインパクトを残している。ファンは大喜びだろう。
■ストーリー
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の直前を描く、もうひとつの物語が誕生。銀河を脅かす、帝国軍の究極兵器“デス・スター"。その設計図を奪うため、名もなき戦士による反乱軍の極秘チーム<ロ―グ・ワン>に加わった女戦士ジンは、個性的な仲間とともに不可能なミッションに立ち向かう!
『エピソード4』の冒頭でレイア姫がR2-D2に託した“デス・スター"の設計図は、いかにして入手されたのか?そこには、わずかな希望をつなぐために命を懸けた反乱軍戦士たちの、誇り高き感動のドラマが隠されていた…。友情を超えたチームの絆、謎に満ちた父との愛と葛藤の物語、そして圧倒的なスケールのアクションによって、スター・ウォーズの世界はさらにドラマチックに進化する!
■感想
スターウォーズファンならば間違いなく見るべきだろう。元祖のスターウォーズの直前を描いた作品。主役のジンやその他の主要メンバーについては、まったくの新顔だ。レイア姫は昔のまま登場してくるので、それにより元祖スターウォーズの直前ということがわかる。ここから帝国軍にレイア姫がとらえられ、ルークが助けるのだろう。
当然ながらダースベーダーや帝国軍の司令官などおなじみのメンバーが登場してくる。そして本作の目的であるデススターのあの特徴的な映像も健在だ。
本作の主役である女戦士のジンは、父親が帝国軍の兵器の設計者という複雑な状況にありながらも、デススターの設計図を奪い取ろうとする。まだR2-D2などが登場する前なので、R2-D2的なロボも登場してくる。
これがいかにも時代を感じさせるような古臭いロボなのがよい。デザイン的には味も素っ気もない黒一色で機能性重視。ちょっとお茶らけた感じがC3PO風な感じもあり、そんなロボがジンたちに協力し最後はボロボロになりながらもジンたちの手助けをするのが涙を誘う。
スターウォーズファン以外が本作を見ると、どのような感想をもつのか。かなり厳しいかもしれない。基本的にスターウォーズのキャラやバックグラウンドを知らないと楽しめない部分が多い。単体ではデススターの設計図を奪うために、反乱軍たちが協力して帝国軍に攻め入るというだけだ。
スケールのでかさは映像からうかがい知れるが、それもスターウォーズというネームバリューがあるからだ。ネームバリューがないと、スケールのでかさだけで引っ張るのは厳しいだろう。
ファンは間違いなく楽しめるだろう。
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