マトリックス リローデッド


 2021.10.31      ネオが現実世界でも無双し始める【マトリックス リローデッド】

                     
マトリックス リローデット
評価:2.5

■ヒトコト感想
「マトリックス」から引き続き、仮想世界での戦いがメインに描かれている。それと共に現実の世界でザイオンがマシン軍団に包囲され、絶体絶命のピンチに陥っている。ネオはプログラムでいうところのバグであり同じようなことがマトリックスでは何度も繰り返されていた。さらにはザイオンのような世界も存在し、それを滅ぼし、また新たに作るという作業も繰り返されていた。

前作では仮想環境では絶対的な強さを示していたネオが、マトリックスで苦戦するようになる。マトリックスの秘密とザイオンの危機。預言者やマトリックスを作った者の存在まで。ただ、なんとなく惰性で続いているような感じは否めない。ラストに向けての引きの強さはある。

■ストーリー
あと数時間もすれば、人類最後の都市ザイオンは、人類滅亡をプログラムされた25万のセンチネルに侵略されてしまう。だが、モーフィアスの信念に揺るぎはなかった。オラクル(預言者)の預言では、救世主がマシンとの戦いに必ず決着をつけてくれる---人類の未来と希望は、救世主として覚醒したネオに託された!ネオ、トリニティー、モーフィアスの3人は驚異の肉体と武器を携え、この戦いに終止符を打つべくマトリックスへ乗り込む。ネオはマシン軍団に包囲されたザイオンを救うべく、その超人力を全開させた。

■感想
前作ではネオが覚醒しマトリックス内部では無敵の力を発揮していた。本作でもマトリックス内部ではネオは無双し、さらには空中をジェット機のように飛び回ることもできる。そんなネオだが現実世界ではザイオンがマシン軍団に攻め込まれる危機に陥っていた。

本作でザイオンの規模の大きさが判明するのだが、マトリックスの内部に入り込むことで驚きの真実が判明する。ネオと似たような存在が過去に何度も登場しており、同じくザイオンのようなものも作られ壊されてきたというのがわかる。

今回も、過去と同様のことの繰り返しだと言う。マトリックス内部でのゴタゴタはよくわからない。何でも使える鍵を作れる存在や、マトリックスを作った者まで。すべての秘密をネオに語るこどで、物語のバックグラウンドをはっきりさせている。ただ、このあたりのマトリックス内部でのゴタゴタは少ししつこく感じた。

戦いにしても前作ほどのインパクトはない。ネオがスーパーマン過ぎるというのもあるのだが、戦いの繰り返しというのが少し食傷気味なのは間違いない。

次作ではザイオンでの戦いがメインとなる。その前振りとして、ザイオン内部に裏切り者がいるという流れで終わっている。マトリックス内部での戦いでは圧倒的な強さを示していたネオが、現実のザイオンでどのように戦っていくのか。

ラストではなぜかネオが現実世界でも大量のマシン軍団に対して特殊な力を発揮する。これは前振りなのだろう。ザイオンでの戦いでもネオは活躍するというフラグだ。大量のマシン軍団の強烈なインパクトのある攻撃をどのように防ぐのか。

次作を見るのは確実だ。



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