ジョン・ウィック チャプター2


 2019.12.8      NY中の殺し屋から狙われる【ジョン・ウィック チャプター2】

                     
ジョン・ウィック:チャプター2 コレクターズ・エディション [ キアヌ・リーブス ]
評価:2.5

■ヒトコト感想
前作では、ジョンの殺し屋としてのすさまじさが描かれていた。周りのマフィアたちがジョンの名前を聞くだけで震え上がる。そんなジョンは引退するためにサンテイーノの助けを得たため、今度はサンティーノから仕事を受けろと脅されることになる。サンティーノの依頼を裏切ったことから恨まれ、渋々依頼を実効したのだが…。

その後、サンティーノに懸賞金をかけられNY中の殺し屋から狙われることになる。四面楚歌の状態であってもジョンは生き残り目的を達成している。組織の流儀を破るジョンに対して、味方をしていた者もついにはさじを投げる。ジョンは孤高の殺し屋として強烈なインパクトを示している。そして、ラストでは目的を達成したジョンを組織が狙い続けるという終わり方をしている。

■ストーリー
伝説の殺し屋ジョン・ウィックによる壮絶な復讐劇から5日後―。彼のもとにイタリアン・マフィアのサンティーノが姉殺しの依頼にやってくる。しかし平穏な隠居生活を望むジョンは彼の依頼を一蹴、サンティーノの怒りを買い、思い出の詰まった家をバズーカで破壊されてしまう。愛犬と共に一命をとりとめたジョンはサンティーノへの復讐を開始するが、命の危険を感じたサンティーノに7億円の懸賞金を懸けられ、全世界の殺し屋に命を狙われることになる。

■感想
前作でのジョンのすさまじさが本作でも引き続いている。ジョンは引退するためにマフィアのサンティーノと契約した。その契約を破ったためにサンティーノに家を破壊されてしまう。組織の巨大さと残忍さと特殊なルールが序盤に語られている。

ジョンからするとサンティーノの依頼を受けるしかない。渋々受けたサンティーノの依頼は、なんとサンティーノの姉を殺すことだった。組織の幹部であるサンティーノの姉をあっさりと殺してしまうジョン。ここからジョンの苦悩が始まる。

サンティーノの依頼をこなしたはずが、逆にサンティーノから7億もの懸賞金をかけられ狙われることになる。NY中の殺し屋から狙われるサンティーノだが、そこでも孤軍奮闘しサンティーノにまでたどり着いてしまう。

多くの殺し屋と組織のガードマンたちに囲まれながらもジョンはひたすら一人で戦い続け、ついにはサンティーノの元にたどり着いている。組織のしきたりを守らせようとする幹部だが、ジョンは目の前でサンティーノを撃ち殺してしまう。ジョンの動きの爽快さが描かれている。

サンティーノを始末したことにより、ジョンは組織から狙われることになる。そこで組織の巨大な力を思い知ることになる。明らかに続編を意識した流れとなっている。ジョンと幹部が広場で会話をしているのだが、その周りにいる人々すべてが実は組織の息のかかった者たちということになっている。

これらの人々が、ひとつのターゲットを一斉に狙う可能性がある。ジョンは常に狙われる立場だが、決して殺されないと相手に宣言してしまっている。このかっこよさがジョン・ウィックなのだろう。

続編は必ず作られるのだろう。



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