ホワイトシャーク


 2022.1.3      執拗に人を襲うホオジロザメ【ホワイトシャーク】

                     
ホワイトシャーク
評価:2.5

■ヒトコト感想
立ち入り禁止の海域で若者5人が乗るセスナが墜落する。そこにホオジロザメが押し寄せ、若者たちは次々とサメの犠牲となっていく。流行りの動画撮影を絡めながら、恋愛バラエティ的な雰囲気もだしつつのサメパニック映画となっている。セスナが墜落し海の上で呆然とするリンジー。その合間には回想形式で、取材旅行でのロマンスなどが描かれている。リンジーの恋人となった男が、次の場面ではサメにより海底に引き込まれてしまう。

セスナの残骸に捕まり生きていると思われた仲間は、下半身がなくなっていた。ただのホオジロザメではあるが、執拗にリンジーたちを食べようと襲いかかってくる。つい最近見た「ファイブヘッドジョーズ」とは異なるベクトルのサメ映画だ。

■ストーリー
エクストリーム動画撮影チームのリンジーたち5人は、危険な取材旅行に出かけた。目指すは立ち入り禁止の海域に浮かぶ、レッド・ロック岩礁。だが目的地寸前で、故障したセスナが墜落。海に投げ出されたリンジーたちは何とか救命ボートに乗りこむが、ホオジロザメの大群に取り囲まれてしまう。通信機を切っていたせいで、救助が来る可能性はゼロ。目の前の岩礁に避難しようとするが、仲間たちは次々とサメの餌食になってゆく…。

■感想
動画撮影をするために危険な取材旅行へ向かうリンジーたち。若者5人で楽しそうに動画を撮影しながらスキューバーを楽しんだりもする。当然ながら、若い男女なので、恋愛にも発展していく。リンジーは姉と共に参加し恋人もできて楽し気な撮影旅行となっている。

そこから、立ち入り禁止の海域に浮かぶ島に向かおうとするのだが…。セスナが墜落し海に放り投げられてしまう。若者たちは海上で散り散りとなる。ここで、リンジーメインで物語がすすんでいく。楽しい旅行の映像と、海でサメに怯える映像が交互に登場してくる。

生き残った若者たちの一部はリンジーと合流する。墜落したセスナの残骸にしがみつきながら海上で浮かんでいると、恋人が海に引きづりこまれる。3匹のサメが若者たちに襲い掛かる。ホオジロザメということになってはいるが、あり得ないほど好戦的だ。

セスナ機の救命ボートに乗り込んだは良いがサメが襲いかかる。ゴムボートなのでサメの歯であっさりと穴が開いてボートは沈没寸前となる。リンジーの仲間たちは、次々とサメに食べられていく。離れ小島にようやくたどり着いたリンジーだが、サメはリンジーを狙い続けている。

「ファイブヘッドジョーズ」に比べると、オーソドックスなサメだ。ただ、ボートに乗ったとしても、飛び上がり襲いかかってくるのは同じだ。ここまで執拗に人を襲い続けるサメはすさまじい。リンジーと姉は、小島の岩を活用し、サメの上に岩を落としてサメを一匹殺したりもする。

アクロバティックなサメの倒し方だ。ラストもサメとの対決だが、酸素ボンベを爆発させてボンベをミサイルのように飛ばしてサメを突き破っている。こんな倒し方はありなのだろうか。。

今風な若者たちの撮影旅行に発生したサメパニック映画だ。



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