2020.2.16 悪のドラゴン乗りとの対決【ヒックとドラゴン2】
ヒックとドラゴン2
評価:3
■ヒトコト感想
大人になったヒックとドラゴン。冒頭から鎧に身を包んだヒックがかっこよくドラゴンを乗りこなし、大空を羽ばたいている。今回はドラゴンだけでなくヒックも羽根のような器具をつけて、大空に羽ばたいている。ヒック以外にもドラゴン乗りがおり、ヒックたちを攻撃しようとする。序盤でいきなり怪しげなドラゴン乗りが登場するが、実はそれはヒックの生き別れとなった母親だった。
仮面を被りドラゴンたちを巧みに操る。見た目は怪しいが仮面をとると優し気なおばさんが登場してくる。物語の図式としては、良いドラゴン乗り対悪いドラゴン乗りというのがある。巨大なドラゴンを操る男とヒックたちの対決が始まる。前作よりもドラゴンを使った対決という図式が強い。
■ストーリー
ここは人間とドラゴンが共存する平和なバーク島――ドラゴンレースがにぎやかに開催されているが、レースに参加しないヒックはドラゴンのトゥースに乗って空中散歩を楽しみながらまだ地図に載っていない場所を探検に行く。遠くに見慣れない島を見つけ近づいてみると、そこには見たこともないような超巨大ドラゴンを操るドラゴをリーダーとする悪の一味がいてバーク島を狙っていたのだった。島の仲間とドラゴンたちを守るためヒックは父親のストイックに平和的な解決ができないかと相談するのだが・・・。
■感想
前作から数年経ち、ヒックはたくましい青年に成長している。片足は義足だが、よりドラゴンとの結びつきは強くなっている。ドラゴンに取り付けた器具とヒックが体に装備する器具でよりドラゴンを乗りこなしている。さらには、ヒックはドラゴンから飛び降りて大空を羽ばたいたりもする。
パーク島で一番のドラゴン乗りであるヒックだが、世界にはヒック以上のドラゴン乗りもいる。謎の仮面をつけたドラゴン乗りと対決するヒック。そこであっさりと負けて、どこかに連れ去られてしまうのだが…。
実は仮面をかぶった人物はヒックの母親だった。生き別れとなった母親がドラゴンたちとひっそりと暮らしていた。ヒックのドラゴンを操る才能は母親譲りだった。ここでヒックの母親の独特な考え方が披露される。いくらドラゴンのためとはいえ、実の息子を放置できるだろうか。
その後、母親と父親は再会しめでたしめでたしかと思いきや…。新たな悪のドラゴン乗りが登場してくる。巨大なドラゴンを操る男。巨大なドラゴンは小さなドラゴンたちを操ることができる。ついにはヒックのドラゴンまで操られることに…。
ドラゴンとの対決は強烈だ。ヒックとドラゴン共にボロボロになりながら巨大なドラゴンと対決する。そして、ついには悪のドラゴン乗りを倒す。お決まり通りの展開ではあるのだが、ヒックが大空を飛び回るシーンというのは爽快感に満ちている。
前作ほどの感動はないのだが、ドラゴンとの絆の強さというのは伝わってきた。前作のラストでの事故で片足が義足となってはいるが、ヒックはへこたれることなく、逆にそれを強みとしていることに感動してしまった。
ドラゴン乗り同士の対決は爽快感にあふれている。
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