ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団


 2021.3.21      絵にかいたように意地悪な魔法症の教師【ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団】

                     
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 [ ダニエル・ラドクリフ ]
評価:3

■ヒトコト感想
ハリーポッターシリーズ第5弾。今回はボグワーツの魔法学校に魔法省から教師が派遣され、生徒たちに実地での魔法を禁止することからスタートする。ヴォルデモートの危機から逃れるためには、魔法を鍛えるしかない。魔法省は魔法で身を守ろうとするポッターたちに魔法を禁止する。ダンブルドアも含め、魔法学院の生徒たちを率いて魔法省と戦おうと考えていると誤解されてしまう。

協力してヴォルデモートと戦わなければならないはずが、魔法省の妨害により魔法が学べない。ポッターたちは独自に魔法を練習しダンブルドア軍団として悪の魔法使いと戦おうとする。魔法省から派遣された教師は非常に憎たらしい。権力を振りかざし、気に入らないボグワーツの教師を解雇したりもする。

■ストーリー
J.K.ローリング原作のベストセラー小説を映画化したシリーズ第5弾。ヴォルデモートの復活話をでっちあげたとし追い込まれるハリー。そこで有志を集め“ダンブルドア軍団”を結成し、闇の力に対抗する為の訓練を秘かに開始する…。

■感想
前作ではヴォルデモートにより同級生が殺されてしまう。ヴォルデモートと戦ったポッターは、なぜかヴォルデモートの復活話をでっち上げたとして魔法省から目の敵とされる。そして、ポッターが一般人の前で魔法を使ったということで裁判にかけられたりもする。

ポッターの周りにはまるでヴォルデモートと通じているように、ポッターの邪魔ばかりする存在がある。ポッターだけでなくダンブルドアさえも、魔法省を攻撃しようとしている勢力として目を付けられてしまう。

ボグワーツ自身が魔法省に目をつけられ、そこに教師が派遣されることになる。生徒たちには魔法は練習させず、ひたすら座学で知識だけを身につける授業を続ける教師。少しでも自分の意にそぐわない行動をとる教師に対しては魔法省の権力を使って解雇してしまう。

古くから教師としてボグワーツに尽くしてきた教師たちが次々と首になっていく。そのことに危機感をおぼえたポッターたちは、ポッターを教師として生徒が魔法の練習をする場を作ろうとする。大人になったポッターたちは、いつになく自立心が強い。

魔法学校の生徒たちは、ポッターの元でメキメキと魔法の能力を高めていく。そして、不死鳥の騎士団として動き出すのだが…。ここでヴォルデモートが登場してくる。ポッターだけでなくボグワーツの教師たちもヴォルデモートと戦うことになる。このシリーズとしては、必ずヴォルデモートとの闘いで終わる。

今回はポッターではなくダンブルドアがヴォルデモートと互角以上の戦いをしている。まだ、この段階ではヴォルデモートを倒すまでにはいかないが、ポッターたちが徐々に力をつけているのがわかる。

物語は終わりに近づいている。



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