ハリー・ポッターと炎のゴブレット


 2020.11.24      ヴォルデモートとの直接対決【ハリー・ポッターと炎のゴブレット】

                     
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
評価:3

■ヒトコト感想
シリーズ第4弾。今回は他の魔法学校との対抗試合が描かれている。それと並行してハリーはヴォルデモートの悪夢を見る。だんだんと魔法学校の楽しい生活、という流れから悪との対決の要素が強くなってくる。学校対抗の試合の代表としてハリーが選ばれたり、ロンに誤解されて喧嘩状態となったり。。。メインは三大魔法学校対抗試合だろう。

ドラゴンから金の卵を奪う課題や、水魔にとらわれた仲間を救いだすミッション。そして、最後は巨大な迷路で優勝杯を手に入れる課題だ。優勝杯を手にした瞬間に、墓場に転送され、そこでヴォルデモートとの対決がまっている。それまでの魔法学校での雰囲気から一変。仲間が殺され悪との対決の要素が強くなる展開だ。

■ストーリー
ダニエル・ラドクリフ主演による「ハリー・ポッター」シリーズの第4章。魔力を競い合う伝説のイベント「三大魔法学校対抗試合」が開催され、選手に選ばれたハリーに最大の試練が待ち受ける。

■感想
シリーズとして強烈なインパクトのある作品となっている。他の魔法学校との対抗試合で、ハリーが代表者として戦う。他の魔法学校の面々は個性豊かで、女だけの学校や肉体派の学校などもある。対抗戦はかなり危険がともなうものとなっているのだが…。

その前段としてハリーは夢の中でヴォルデモートと出会う悪夢を見る。これが何かを予見しているように。。。少し大人となったハリーやハーマイオニーやロン。大人となると昔のように無邪気な行動はとれず、恋愛やちょっとしたことでの不和などもある。

対抗試合ではドラゴンから金の卵を得るミッションや、水中で仲間を助け出すミッションなどがある。ライバルたちの能力が高いので、当然ながら代表であるハリーも苦戦する。冒険的な要素があり、ハリーは大魔法使いとしての素養を見せ始める。

特に水中でのミッションでは、他の者たちが仲間をひとりだけ助け出したことに対して、ハリーは残された者たちをすべて助け出そうとする。海の中でうごめいている悪魔はまるでウーパールーパーが擬人化したような気持ち悪い見た目だ。

ラストのミッションは謎に包まれた巨大迷路で優勝杯を手にすることにある。非常に危険なミッションでライバルたちは次々と脱落していく。そんな中で、優勝杯を手にしたハリーとライバルのセドリックは、墓場に飛ばされ、そこで復活するヴォルデモートと出会う。

それまでの楽し気な魔法学校の生活から一変。命の危険がせまる悪との対決となっている。おそらく、今後のシリーズからは悪との対決がメインとなっていくのだろう。セドリックは犠牲となりハリーは辛くも脱出に成功する。

今後、激しい悪との闘いを予想させる流れだ。



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