劇場版 ペルソナ3 #2 Midsummer Knight's Dream


 2021.5.4      戦闘パーティはそろった【劇場版 ペルソナ3 #2 Midsummer Knight's Dream】

                     
劇場版ペルソナ3 #2 Midsummer Knight's Dream
評価:3

■ヒトコト感想
劇場版ペルソナ3の第2弾。今回はシャドウ討伐への新たな仲間が参加してくる。まずは美少女ロボのエイジスが参加し、小学生の天田も参加する。さらには犬のクロマルと謎めいた存在であった荒垣も参加する。闇時間を終わらせたい理たちと、相反する考え方をするグループのストレガが登場してくる。キャラクターが増えたことでペルソナのバリエーションも増える。

シャドウの全貌も明らかとなり、12の巨大なシャドウを倒すことで闇時間が終わるという流れだ。理たちはペルソナを駆使してシャドウを倒すことに充実感を覚えている。すべてのシャドウを倒すことでこの充実感が消えることに若干の残念さを覚えている。よりRPG的な要素が強くなってきている。

■ストーリー
私立月光館学園に転入した主人公・結城 理は、異形の怪物「シャドウ」の襲撃をきっかけに、「ペルソナ」の力に覚醒し、同じペルソナ使いたちで構成された特別課外活動部へと引き入れられる。最初は流されるままに行動していた理だったが、「影時間」の謎を追い、「シャドウ」との死闘を重ねていくうちに、その心は大きな変化を見せ、仲間との強い絆を得る事となった。そして季節は春から夏へ。「シャドウ」との戦いは終わっていなかったが、特別課外活動部は新メンバーを迎え、非日常的な毎日に充実感さえ覚えるようになっていた。運命の歯車がまわり、また新たな試練が訪れることになるとは、誰も知らないまま―

■感想
RPGのパーティとして成立し始めている。主人公の仲間たちとしてシャドウの探知係や補助系、そして今回は美少女ロボットや子供、そして犬まで参加している。ロボまでもペルソナを呼び出し戦っている。エイジスはペルソナだけでなく生身でもシャドウと戦えている。

コンビネーションも作り上げられ、強力なシャドウに対しても対抗できている。ただ、ここでシャドウ以外の敵が現れる。理たちがシャドウを全て倒した場合、闇時間が終わってしまう。それを阻止するための組織ストレガが登場してくる。

ストレガとの闘いにおいて、いったんはお互い痛み分けとなるのだが…。ストレガの思想に影響される者も出始める。もし、ペルソナを召喚できなければただのオタクや根暗な取り柄のない人間に戻るのが辛いと思い始める者もいる。

ストレガのキャラは個性的だ。上半身裸で入れ墨だらけの長髪男。デジタルに強そうなオタク風な男。そして、謎めいた少女。このあたりは次回以降にクローズアップされるのだろう。個々のキャラは立っているのだが、シャドウとの対決においてはキャラ立ちしていないのが残念だ。

それぞれのキャラたちの因縁が明らかとなる。少年天田の母親を殺したのは実は荒垣のペルソナだった。それを知りつつ荒垣はシャドウ討伐グループに参加していた。この主要キャラたちの中で、おそらく何人かは脱落していくのだろう。シャドウの特徴的なキャラクター描写は健在だが、初回ほどの衝撃はない。

これからは各キャラクターのペルソナの個性と、シャドウとの対決でその構成を活かしての戦いというのがなければ辛いかもしれない。ゲームを経験していればよかったのだろうか。。。

次回でどのような展開となるかはl気になる作品だ。



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