エネミーライン3 激戦コロンビア


 2019.8.25      シールズはすごいという論調の作品【エネミーライン3 激戦コロンビア】

                     
エネミーライン3 激戦コロンビア 特別編ジョー・マンガニエロ/ミスター・ケネディ
評価:2.5

■ヒトコト感想
エネミーラインというタイトルはついているが、過去のエネミーラインとはつながりはない。今回はコロンビアでシールズが活躍する。コロンビアの反政府ゲリラだるFARCの偵察中にシールズは謎の部隊に襲撃され2人が殺され、1人が人質となる。コロンビア軍でもなくFARCでもない謎の部隊に捕らわれた仲間。残されたチームのメンバーは仲間を助けだすために必死に活動するのだが…。

コロンビア政府からはすべてシールズの仕業だと思われており、コロンビアの軍隊からも狙われることになる。コロンビア内部を逃げ回りながら、アメリカ本国からの支援を受け仲間を救出しようとする。2国間の外交問題にも発展しかねない状況となり、ことを大きくしたくない勢力は、シールズの勝手な行動としようとする。

■ストーリー
コロンビアのボゴタ工場の爆破を受け、米海軍特殊部隊は、実行犯とされる反政府ゲリラ軍FARCの本部偵察という危険な任務に駆り出された。ちょうど彼らが敵地に到達するころ、武装した別の何者かが奇襲を仕掛け、チームの2人が殺され、1人は人質として捕らえられてしまう。残されたチームのメンバーは、後に奇襲犯人として汚名をきせられ、さらにはFARCとコロンビア政府軍高官の暗殺者として非難されるはめに……。そのため、米海軍の援護は禁止され、敵地に取り残されてしまう。果たして彼らは2国間外交の危機を招く汚名をはらすとともに、人質を救出して敵地を脱出することができるのか……

■感想
アメリカの特殊部隊シールズがコロンビアで活躍する。コロンビア軍と反政府ゲリラの謎の会合を偵察していると、そこに謎の軍隊が押し寄せ攻撃してくる。シールズにも犠牲者と人質がでる。シールズは囚われた仲間を救出するためにコロンビアに残るが、アメリカ本国からはすぐに脱出しろと命令がくる。

謎の軍隊の襲撃がアメリカ軍の襲撃と置き換えられている。辛い立場のシールズは仲間の救出だけでなく、自分たちの身の潔白も証明しなければならない。

謎の軍隊の詳細は早めに明らかとなる。家族が爆弾テロにより犠牲となった軍人が、部下を率いてテロ組織と同盟を結ぼうとしている軍やシールズを叩こうとしている。元軍人なだけに捕虜となったシールズには礼儀正しい対応をしている。

シールズは自分たちが無実だということを証明するために、あらゆる手段を使い、無実を証明しようとする。コロンビアという土地と、そこで暗躍する反政府ゲリラというだけで、なんだか手ごわいようなイメージがある。

エネミーラインシリーズ<,a>としては、敵のど真ん中に放り出されるということなのだろう。前作までは北朝鮮であったが、今回はコロンビアとなる。シールズが町中に紛れ込んだりする。一般人のふりをして、仲間が捕らえられている場所へ助けに向かう。

強烈なインパクトはないのだが、周囲が敵だらけであり、さらには本国でも内部の対立がありサポートを受けることができない。ヘリが目の前にまで来ているがコロンビアからアメリカ兵はでていけと外交のやり取りとして連絡がくる。これは現地の兵士たちにとっては辛い状況だ。

やはりシールズはすごい、という論調の映画だ。



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