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　2021.11.3 　　 　　アクセルの口車に皆騙されている【ビバリーヒルズ・コップ2】

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ビバリーヒルズ・コップ2[ ジャッジ・ラインホールド ]
評価：3

■ヒトコト感想
前作から引き続き、アクセルがビバリーヒルズで大活躍する。前作でドタバタを起こした地元警察の面々が、今回はピンチに陥る。それを助けるのがアクセルだ。本作の売りでありアクセルの適当な口車が、よりパワーアップしている。ビバヒルでの住む場所を確保するために、修理中の家を勝手に占拠してしまう。

アクセルの適当な嘘が全開するのだが、それを傍らで聞いているローズウッドとタガードがなんとも言えない表情をしているのが良い。ちょっと揺らすだけで爆発する爆弾を持ちながら受付に行く。汗だくなアクセルを見て受付嬢は焦り始める。早口のアクセルの口車に乗せられ、そのままアクセルを通してしまう。すべてがこの調子でアクセルの思うがままに動いていく。

■ストーリー
エディ・マーフィ主演のヒット作第2弾。再びアクセルがデトロイトからビバリーヒルズへやってくる。B・ニールセン扮する武装強盗団との戦いが展開される。再びローズウッドとタガードと合流したアクセルは、武器の密売組織の摘発に乗り出したが…。

■感想
ビバリーヒルズで武装強盗団の連続強盗事件が発生した。強盗団に銃撃され警察の幹部が負傷する。前作で付き合いのあったアクセルは驚いてビバリーヒルズへやってくるのだが…。ここで再びローズウッドとタガードと集結し、上司の目から逃れながらひそかに捜査を始める。

アクセルの強引な捜査は相変わらずで、アクセルのことを良く知っているはずのローズウッドたちですら引いてしまう。上司に対して適当なことをひたすら話をして、ごまかそうとする。アクセルの早口には他者を圧倒させる力がある。

武装強盗集団は次々と様々な場所に襲い掛かり現金を奪い取っている。怪しげな人物を見つけ出したアクセルは、そこからいつもの強引な手段で相手に近づいていく。ある時はプールの清掃員となり、パーティが開かれている屋敷に入り込む。

ローズウッドたちは保健所の係員ということになり、プールにうんこが浮いているから清掃しにきたと言う。受付係が困惑する中で、早口で勢いをつけて入り込んでいる。必要な情報を手に入れるため、会計士の車に犯罪歴があるということで、逮捕をちらつかせながら勝手にパソコンを操作したりもする。

アクセルの横暴はローズウッドたちの上司は当然として、デトロイト警察の上司にまで連絡が行くことになる。ここでもアクセルの強引な動きにより全てを闇に葬っている。ローズウッドとタガードはアクセルのやり方をよく知ってはいるが、さらに困惑している。

アクセルは事件を解決するための一番の近道を通ろうとする。そして、その近道は違法なことでもおかまいなしだ。最終的にはビバリーヒルズとデトロイト、どちらの上司も巻き込みながら事件を解決しているのがすばらしい。

アクセルの早口でまくし立てる言葉がすばらしい。