2021.11.26 ロビンと共闘し敵を倒す【バットマン フォーエヴァー】
バットマン フォーエヴァー [ ヴァル・キルマー ]
評価:3
■ヒトコト感想
バットマンシリーズ第3弾。今回は新たな敵としてトゥーフェイスとリドラーが登場している。どちらもジョーカーと比べると小物な雰囲気がある。本シリーズは敵の個性で面白さが変わってくるのだろう。トゥーフェイスは見た目のインパクトはすごいが攻撃がただ銃を撃つだけというのがインパクトがない。
リドラーは人々の思考を奪い取るという特殊な攻撃をする。この敵ふたりとバットマンが戦うのだが、バットマン側にもロビンが仲間として参加することになる。ロビンが仲間になる経緯は良い。バットマンとロビンの関係が微妙でギクシャクしながらの戦いとなっている。バットマンを演じる俳優が代わり、若々しいイケメンとなっている。敵キャラはイマイチだがロビンとの共闘が良い。
■ストーリー
ゴッサム・シティーに新たな強敵が出現した。虚飾と邪悪、二つの顔を持つ"トゥーフェイス"。そして、恐るべき洗脳マシンを発明した謎の怪人"リドラ-"だ。共通の敵=バットマンを永遠に葬るべく同盟を結んだ彼らは、街を破壊しバットマンをおびき寄せる。窮地に陥るバットマン。だがそのとき、最強のパートナー=ロビンが登場した!バットマン&ロビンvsリドラ-&トゥーフェイス。正義と悪の最強タッグによる死闘が、いま始まる!
■感想
新たな敵が登場してくる。顔の半分が薬物でドロドロに溶けたトゥーフェイスと、洗脳マシンを開発した緑の男リドラーだ。トゥーフェイスは見た目のインパクトはすさまじい。ただ、敵としては大量の仲間による戦力があるのだが、トゥーフェイス自体の攻撃としては銃を撃つだけなのでインパクトがない。
リドラーについては洗脳マシンでバットマンの脳内すら覗き見てしまうすさまじいマシンだ。ふざけた緑の全身タイツとピンクの短髪だが、見た目のインパクトと攻撃の特殊さは際立っている。
トゥーフェイス軍団の攻撃により家族を失ったサーカス団員が、ロビンとしてバットマンと共に戦うことになる。最初は拒否していたバットマンだが、ロビンが押しかける形で共闘することになる。ロビンがそもそもサーカス団としての身体能力高いので、そこですぐさまロビンは戦うことができる。
バットマン同様にスーツを着るとロビンもかっこよくなる。バットマンの特殊機器を使いロビンもヒーローとして活躍する。敵もふたりいるので、2対2ということなのだろう。
キャストが一新した本作。バットマン役が若々しくなりイケメンとなっている。肉体的な部分でも進化している。ヒロイン役として登場してくるニコールキッドマンの美しさが際立っているのだが、バットマン独特のおどろおどろしい雰囲気が良い。
全体のトーンとしてお化け屋敷的な雰囲気があり、そして、華やかな雰囲気もある。トゥーフェイスの敵キャラとしての強さは疑問に思うのだが、リドラーの方が圧倒的にインパクトがある。リドラーの特殊さが本作のポイントだろう。
このシリーズは敵キャラのインパクトにより面白さが変わってくる。
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