バイオハザードⅣ


 2018.6.20      単純なゾンビ映画になっている 【バイオハザードⅣ】

                     
バイオハザードIV アフターライフ ブルーレイ
評価:3

■ヒトコト感想
バイオハザードシリーズ。3からの流れでアリスがTウィルスの力を得て大暴れする。ゾンビだらけの世界で生き残るために奮闘する。序盤では東京を舞台にしたアンブレラ社との対決となる。そこでアリスの現状と、そこから生き残りを集めるような放送を頼りにロサンゼルスへ向かう。相変わらずタイトルはバイオハザードだが、中身はまったく別物だ

普通のゾンビ映画としての面白さはある。大量のゾンビたちに向かってアリスとその仲間たちは、ひたすら銃を撃ち続ける。ゾンビも顔がパカッと割れて、まるで寄生獣の怪物のような攻撃をしてくる。ラストではアンブレラ社の怪しげな実験の犠牲者たちをすべて解放することに成功するのだが…。明らかに続きがある流れだ。

■ストーリー
ウイルスによって破壊された世界で、ゾンビ達の犠牲者は数を増すばかり。アリスは生存者を捜しながら、安全な場所へと皆を避難させることに奔走していた。アンブレラ社とアリスの戦いは新たなステージを迎えていた。そんな中、アリスの旧友が現れる。

ゾンビ達から逃れ、新しい安息の地ロサンゼルスへと向かうが、そこは安息の地ではなくおびただしい数のゾンビ達がはびこる、死の街と化していた。アリス達はこうして罠へと足を踏み入れてしまい・・・。

■感想
ウィルスによりゾンビが蔓延した世界で、アリスはアンブレラ社と戦う。東京で激しい戦いを繰り広げる。アリスのクローンたちが、強烈に暴れまわる。そして、東京のアンブレラ社を壊滅させると、次の舞台は、生存者がいると思われるロサンゼルスとなる。

そこで生存者たちが生活できているかと思いきや、大量のゾンビたちがはびこっている。生存者探しがスタートするのだが、アリス以外のわずかな生き残りたちが、必死に生存者を探し出そうとする。

ゲームを彷彿とさせる敵キャラクターも登場する。強烈な強さを示し、ゾンビとして不死身の肉体を誇る。そんな状況であっても、アリスたちはひたすらゾンビたちの大群から逃げ続け、生存者たちを探し出そうとする。

生存者たちが保護されるはずの船には誰もいない。生き残りたちがいるはずが、そこはもぬけの殻だった。アンブレラ社の実験台にされた生存者たちを救うために、アリスはアンブレラ社のボスと戦うことになる。

バイオシリーズとしての面白さというよりは、マトリックス的な映像の雰囲気がある。激しい銃弾を動きでかわすボスキャラ。マトリックス的なアクロバティックな動きをする。昔の仲間のジルがアンブレラ社に洗脳されたりと、次回作への強烈な引きの強さがある。

生存者たちがアンブレラ社の実験から解放され、めでたしめでたしとなるところを、アンブレラ社が攻撃してくる。次回作ではオールスターキャストとなるのだろう。

バイオハザードというよりは、単純なゾンビ映画だ。



おしらせ

感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp