アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン


 2018.6.28      個性の強い新キャラが参加 【アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン】

                     
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン [ ロバート・ダウニーJr. ]
評価:3

■ヒトコト感想
アベンジャーズシリーズ第二弾。今回はスタークが平和を維持するための人工知能を開発したが、進化した人工知能(ウルトロン)は世界の平和のために人類を滅ぼそうとする。人類が一番害悪だというのは、ある意味では正しいことだ。アベンジャーズがウルトロンと対決する。今回では敵組織の強化人間のふたりがアベンジャーズに参加したりもする。

相変わらずアベンジャーズ内部でのキャラ格差がある。強さ的にインパクトのないキャラは、家族だとか恋愛だとか他の面で焦点が当たるようになっている。アイアンマンがメインで、ソーやキャプテンアメリカがサブ。そのほかのキャラは強さがいまいちのため、他の要素で目立つような形となっている。

■ストーリー
トニー・スタークが開発した<ウルトロン計画>―それは、人工知能による完璧な平和維持システム。しかし、進化と増殖を続けるウルトロンが選択した“究極の平和"とは、地球を脅かす唯一の存在=人類を抹消することだった…。世界中の都市を襲う人類滅亡の脅威に、最強チーム“アベンジャーズ"が再び結集。ウルトロン軍団との戦いに全てをかけ挑む。

■感想
スタークが人工知能を開発するが、進化を続けた人工知能はウルトロンとして暴走する。世界の平和のためには、人類の滅亡が必要だ。ウルトロンが導き出した答えはまさにそのとおりだ。ウルトロンとの対決には、アベンジャーズが勢ぞろいしても勝てない。

敵組織の強化人間までもアベンジャーズの仲間となる。この強化人間ふたりは個性と強さを兼ね備えているので、ブラックウィンドウやホークアイは強さや個性で負けている。

目に見えないスピードで動くクイックシルバーや相手の頭の中をコントロールするスカーレット・ウィッチなど個性豊かな強化人間が仲間となる。アベンジャーズ内部では仲間われ的なものあり、恋愛模様あり、家族との交流ありで、それぞれのキャラが立つようになっている。

ウルトロンがネットを通じてあらゆる場所に侵入する。人間が作り上げたものなど、どうにでもできる。大金が欲しいと思えば、一瞬にして口座に大金をふりこむことができる。まさに無敵の人工知能だ。

やはりアベンジャーズのメインはスタークなのだろう。ウルトロンとの対決でもスタークの活躍抜きには語られない。ハルクやその他のキャラたちよりも、頭ひとつ抜きん出ている。アベンジャーズの戦いでは、当然、犠牲になる者もいる。

映像的なインパクトはすさまじい。町ごと空中に上がり、空中庭園のような形となる。アベンジャーズとしてのインパクトはそれなりにあるのだが、敵キャラクターの強さも
インフレ化しているのは間違いない。

ヒーローたちが集結した夢の作品だが、敵の強さもそれに合わせて強烈にするには限界があるのだろう。



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