アナコンダ3


 2019.12.17      シリーズ化には疑問しかない【アナコンダ3】

                     
アナコンダ3
評価:2

■ヒトコト感想
科学者たちが実験により生み出した巨大蛇。この巨大な蛇が人間たちに襲い掛かる。巨大蛇の動きは強烈だ。ただ最近の作品にしてはCGが荒い。アナコンダに襲われるシーンにもしても、とってつけたような雰囲気がある。尻尾で人間を突き刺すか、人間を頭から丸のみするかの2パターンが主な攻撃方法だ。

物語はアナコンダを討伐するハンターたちも参加しはじめ入り混じる。ハンターたちは個性があるようでない。何か裏の目的があるハンターもおり、アナコンダ討伐隊も一枚岩ではない。典型的なB級映画で、見るべきポイントを探すのが難しい。どのようにしてアナコンダを倒すかがメインなのかもしれないが…。ハンターの個性を強くしキャラ立ちさせた方が良いような気がした。

■ストーリー
密林の中にある秘密施設で、優秀な女性科学者のアマンダは2匹の巨大蛇の実験を行っていた。しかし、投資家が実験を急がせたために、巨大蛇は檻を突き破って逃走。産卵の準備で凶暴化し、空腹のため街を目指して猛進する2匹を捕獲しようと、アマンダは蛇ハンターのハーマットらと共に追跡を開始する・・・。

■感想
十年以上前に「アナコンダ2」を見た覚えがある。ジャングル内部でのアナコンダの恐怖が描かれていた。本作では人間の研究で生み出された巨大蛇がアナコンダということになっている。アナコンダの巨大さは長さは25mプール程度はあるだろう。

太さについては体が膨らむことなく人間を丸飲みできるほど。尻尾で人間を刺し殺すのがメインの武器だ。アナコンダに刺殺される人間はまるでエイリアンに攻撃されたように口から血を吐き出して死んでしまう。アナコンダの尻尾攻撃は意外だ。

アマンダと共にアナコンダの討伐に向かうハンターたち。このハンターたちは世界中から呼び集められた手練ればかりだ。その中でもハーマットは特別だ。登場シーンからもそのぶっ飛び具合がわかる。ハーマット対アナコンダというのも面白そうなのだが…。

お決まりどおりザコキャラ的なハンターたちが次々と犠牲になり、アナコンダの強さがアピールされている。そこから、アナコンダが妊娠しており、子供が生まれるとそこら中に巨大なアナコンダがでてくる可能性がある。

アナコンダはフルCGだが、アナコンダと人間が交わる部分がどうにも不自然だ。低予算映画なので仕方がないのかもしれないが…。アナコンダをどのようにして倒すかがポイントなのだが、そこまで劇的な倒し方ではない。

最後の最後にハーマットとアマンダがもめだす。ハーマットの裏の目的に気づいたアマンダが最終的にはすべての決着をつける。このシリーズは4があるようだが、また新たなアナコンダが生み出されることだろう。

なぜここまでシリーズが続くのかわからない作品だ。



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