アナコンダ2


2005.4.5 ジャングル冒険映画として見れば・・ 【アナコンダ2】

                     

評価:3

■ヒトコト感想
迫り来る巨大アナコンダの恐怖!!・・はあまり感じない。 巨大アナコンダに恐怖をあまり感じないというのはちょっと モンスター系パニック映画では致命的だと思うが、 ジャングル大冒険という意味ではそれなりに面白いと思う。

■ストーリー
7年に一度、2週間だけ咲くという希少な花、その血清成分は細胞の老化防止に 劇的な効能があることが発見された。その花を求め、製薬会社社員、科学者達は 会社の利益や自らのキャリアアップを図るため、現地ボルネオに向かうことになる。 それが“最悪の旅”となることも知らずに…。

■感想
前半はアナコンダの存在はほとんど感じることなく、淡々としたジャングル冒険映画である。 その部分では割と楽しく見ることができるが 物語の目的がアナコンダとは関係ないので、アナコンダ無しでも 違和感なく進んでいく。

終盤に近づくにつれアナコンダの実態が明らかになってくるが 小出しにする分には十分に得体の知れない恐怖を味わうことができるが 全容が明らかになると、あっ、こんなものかーという感想しかない。 肝心のアナコンダにそれほど恐怖感を感じることができないので モンスター系パニック映画としては致命的かもしれない。

ジャングル冒険ならではの不便な部分やちょっとしたアクシデントなど 結構よかったのに、肝心のアナコンダがとても悔やまれる。 出てくるアナコンダがおよそ想像の範囲内のものだったのでそれが とても残念だった。 どうせなら、想像を絶するような巨大アナコンダ(例えば船ごと飲み込んでしまう ようなもの)にしてもらいたかった。

巨大アナコンダが唯一特別な生物だと、恐怖感も増すと思うが、そうではない。 ジャングルの奥地にはウジャウジャいるそうで・・・ それってただの巨大な蛇なんじゃ・・・ まあ、人を飲み込む姿には迫力はあったけど。

ジャングル冒険映画として見て、アナコンダはオマケということで見ると いいのか?



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