アイ・スパイ


 2022.2.28      黒と白の凸凹スパイコンビが最高だ【アイ・スパイ】

                     
アイ・スパイ
評価:3

■ヒトコト感想
人気ボクサーとちょっと間抜けなスパイがコンビを組むドタバタスパイアクションだ。連勝中の人気ボクサーが特命を受けスパイとして活動する。ただ、多くの取り巻きがおり、わがまま放題だ。スパイは、自分の実力が過小評価されていると思い、必死で頑張る。ボクサーはスパイの特殊機器に憧れて特殊任務に参加する。そして、スパイはダメスパイかと思いきや、外国語もペラペラで飛行機まで操縦できたりと、能力はある。

核爆弾を搭載したステルス機をとりかえずというミッションに、ドタバタコンビが挑む。エディ・マーフィがいつものキャラで暴れまわる。典型的ないきりまくったボクサーというのも良い味をだしている。オーウェン・ウィルソンのちょっと間抜けなスパイも最高だ。

■ストーリー
60年代に人気を博したTVシリーズのリメイクで、エディ・マーフィとオーウェン・ウィルソンの型破りなコンビが繰り広げる新型スパイアクション。性格の違う2人が、盗まれた新型機能搭載戦闘機“スイッチ・ブレイド”の奪還ミッションに立ち向かう。

■感想
黒人と金髪の白人の凸凹スパイアクション。世界チャンピオンのボクサーが特殊任務を実行する。ボクサーは周りに黒人の取り巻きを従えて、金を大量に使う、典型的なセレブボクサーとして描かれている。イメージ的にはメイウェザーのような感じだろう。

スパイはどこにでもいる普通の白人で、ちょっと間抜けな雰囲気もある。伝説的なスパイに憧れつつ、特殊なスパイ機器を集めたりもする。最初は乗り気でなかったボクサーに、魅力的なスパイの道具を魅せて仲間にするなど、相手を思うがままに操縦する術には長けている。

スパイに憧れるボクサーは、何かとしゃしゃりでる。ちょっと間抜けなスパイであってもやはり能力はある。外国語をペラペラにしゃべり、墜落しそうな飛行機を涼しい顔して操縦したりもする。このあたりで、ボクサーとスパイのちょっとしたやり取りが最高に面白い。スパイは予定通りの動きをボクサーにさせたい。

ボクサーは自由気ままに動きたい。変にスパイに憧れているので、天井からワイヤーでスパイが下りてくると、同じ事をやりたいとせがんだりもする。

核爆弾を搭載したステルス機を巡っては、それまで仲間と思っていた女スパイが実は敵側だったり、伝説のスパイが登場したりとバタバタする。結局は誰が敵で誰が味方かよくわからない状態となりながら、ボクサーが持ち前の暴力で、伝説のスパイをノックアウトしたりもする。

エディーマーフィーがボクサーを演じるのだが、「ビバリーヒルズコップ」のアクセルとほとんどキャラとしてはかわらない。ただ、ボクサーとしての暴力が加わっただけなのだろう。

黒と白のコンビというのが良いのだろう。



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